環境を変えてマニア生活がスタート
その後、ガソリンスタンドでコーティングの業務も少しずつ行いながら
オートバックスとイエローハットに入り浸ってDIY製品を買って研究して
知識と技術を培っていたのですが、
そろそろ真面目に働かないといけないなということで、知り合いの保険代理店に転職。
ここで一旦ただの洗車マニア生活が終わります。
それでも、与えられたワゴンRをビカビカにして新車みたいにして乗ったりもしていましたが、
保険代理店での社会人生活はうまく行きませんでした。(1年半)
ただ、ここで培った知識は今でも生かせています。
次の転職先が僕にとって大いに人生を変えることになる、塗料販売店。
ここから、ただの洗車マニア→プロ洗車マニアに進化していきます。
塗料販売店では、
地元の鈑金塗装屋さんに出入りして塗料や副資材の納品をしたりしていたのですが、
ある時、塗装屋さんでソフト99のコーティング剤を
デモンストレーションすることになりました。
(昔使ってたスマホを引っ張り出して来たら、
その当時の写真がたくさん保存されていました。)
ソフト99のコーティングは商品ラインナップとして存在しているのを把握していたぐらいで、
実際どんなものかをまったく知りませんでした。
そもそも、ソフト99ってあのガラコの会社だよな~・・・
そんな会社のコーティングって、どうなんだろう?
というレベルの認識。
知らない方のために説明しますと、
ソフト99の業務用コーティングの部門がGzox(ジーゾックス)で、
一般的には手に入れることができない、プロ用の商品になります。
と、そんな感じで半信半疑に思いながらそのデモを見ていたのですが、
(写真反転ですみません)
僕はこの水弾きの流れていく美しさと儚さ、
そして水玉の球の形の綺麗さに衝撃を受けたんです。(人生二度目の衝撃)
なんて美しい球なんだ・・・!
と食い入るように見つめて、こうやって写真にも収めたのです。
そこから僕は、Gzox製品に魅了され、仕入れ、
時にはメーカーから提供していただきながら自分の車を綺麗にしていく日々が続いていきます。
塗料メーカーの講習会に出席したり、
Gzox以外の親水コーティングを施工したり、
無駄にいろいろ揃えたり、
難易度の高いコーティングに挑戦したり、
ソフト99の会社に休みの日に行ってみたり。
とにかく自分の経験値の中でできそうなことをやれる範囲で
自分の車でたくさん経験してきました。
ちなみにこの車(フェアレディZ)も、
もともとはガンメタ(グレー)だったのですが
黒くて究極に綺麗な車を目指すために50万円かけて全塗装しました。
それぐらい周りが見えずに突き進んだ危ない人間でした。