ここのところメンテナンスに関するお問い合わせが多いので、


本日は【コーティングメンテナンス】について。


コーティングメンテナンスってどれぐらいの頻度ですると良いの?


ということをよく伺いますが、

一年に一回のメンテナンスが好ましいと申し上げることが多いです。


理由はいろいろあるのですが、

一番の理由は間隔として分かりやすいため。


あとは保険屋さんが施工証明書の効力を、

年一のメンテナンスを施工することで有効とすることが多いため。

(この考え方は本当に理解し難いですが…)


お店で聞かれるときは、

ざっくりこう答えることが多いですが


メンテナンスの頻度としての理想は、

・使用頻度(毎日or休日だけなど)

・保管環境(屋外orカーポートorガレージ)

・洗車頻度

・塗装の強度

・オーナーの理想


を総合的に見て、どの間隔が一番良いか。


こんなことを保険屋さんは理解できるはずがありませんので

年1施工効果的説を唱えてくるのは仕方ありませんが、


コーティング取り扱う業者でも理解できてない方がたくさんいらっしゃると思います。


個人的にとても重要だと思う塗装の強度に関しては、

特に理解が難しいです。


話が逸れましたが、

総合的に判断して、

3ヶ月に1回の方もいれば

1年に1回という方もいらっしゃいます。





直近で

「コーティングメンテナンスしても撥水が長持ちしないので、長持ちさせるためにはどうしたら良いか?」

というご相談をいただきました。


前提として、

コーティングの本施工の時と、

メンテナンス時に使用するトップコートは違いますことから、

同じ撥水持続性を実現することは大変難しいです。


ですが、

せっかく綺麗にされたのに撥水が持たないのが非常に切ない。

もっと綺麗な状態で乗りたい。


とてつもなく理解できます。


私も洗車マニアを拗らせていた時代に、

屋外保管で黒で上記事項を実現させることに

どれだけのお金をドブに捨てたか!🥲


オーナー様に詳しくお話を伺いましたところ、

・洗車は月1で洗車機のコーティング専用メニュー

・屋外保管毎日使用

・2ヶ月で撥水が落ちてしまう

(車はレクサスのパールホワイト)


ということで、

これらの意見対応として


毎日使用で月1洗車で洗車機のコーティング専用メニューとなると洗浄力が足りないので、

頻度を変えないのであれば手洗いに変更は難しいですよね?と申し上げましたが


こちらは難しいと。

そもそもコーティングの価値は、洗車の頻度や手間を減らすためにあるとのことで、

そちらは仰る通りだなと感じます。


仮に洗車の頻度を上げたり、

手洗いに変更して手間を少し掛けるようになったとしても、

おそらくオーナー様の求めるものは手に入らないだろうなと感じましたので、


当店で代車などで使用している、

ガラス系コーティングが簡単に施工できる撥水シャンプーを、

洗車後の水滴が少し残った状態でクロスにスプレーして一緒に拭き上げる方法をオススメさせていただきました。


最小の手間で最大の効果を出すには、これしかないというご提案です。

(ホンダの黒だった場合はこの提案はしません)


これにはご納得いただき、

ひとまずサンプルをお渡しさせていただくこととなりました。



使用環境にもよりますが

毎週手洗い洗車をされる方は

基本的に中性カーシャンプーで事足りることがほとんどですが、


洗車スパンが長くなると汚れがどんどん蓄積するので

中性の洗浄力では足りなくなってきます。


ですが、洗浄力が強過ぎると今度はコーティングの被膜や下手をすると塗装に影響が出ます。


ですので私はボディー用には2つの洗剤を濃度を調節しながら使い分けています。


何事もバランスが大事ですね!


Cent -サン-

洗車ソムリエ協会認定

カーコーティング専門店

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