今週末は、家族内で津波に流された1台の車、その変わりとして安い軽の中古車を納車してきました。
ガソリンも入手。これで、またひとつ前進。
そして汚い話ですみませんが、ライフラインが復旧せず、震災以来初めての入浴もしてきました。
これが現実です。。。
そして津波に流された親戚は、震災当時流された周辺を探しても、遺体安置所を探しても、未だにどうしてもみつかりません。。。
覚悟はできてます。。。 しかし、最悪でもどんな形であれ、早く戻ってきて欲しいと願うばかりです。。。
それから、知り合いの漁師さん。
家族全員の無事は連絡頂いてましたが、今日震災後初めて会うことができました。涙の再会。
でも津波で壊滅的な被害を受けた部落。
「家はダメ。。。部落内の家100ぐらいあるうち、3つしか残ってない。。。
漁港は堤防から壊され、処理場もなくなり。養殖施設は完全に流され。船は全滅。
海苔の乾燥機も壊れた。津波が後ろに見える中、急いで逃げて間一髪助かったけど、何も残ってない。。。
これからどうしたらいいか。。。
部落の半分ぐらいの人は亡くなってしまった。。。まだ行方不明もいっぱいだ。。。」
(ちなみに海苔の乾燥機は家が3戸ほどたてれるぐらい高額なんです。)
この部落はあまりにも被害が大きかった。。。
それでも家族全員助かったことにはホッとしてますが。。。
この漁師さんの避難所もだいたい同じ。
最初は救援物資は全然届かなかったが、最近は良く届いてました。
食糧はたくさんあるそうです。(お湯は沸かせないので、カップラーメンなどは食べれないそうです。これも同じ。)
避難所生活の方、みんな”物資は足りてるから大丈夫。”といいますが、洗濯ができないので、下着や靴下などはいくらあっても足りないと思います。
少し下着や靴下、衣類を支援してきました。
地方の沿岸部はこのようにひどい状況ですが、着実に皆さんの救援物資が届いてます。
本当に感謝でいっぱいです。
そして明日からまた気持ちを仕事モードへ切り替え。
落ち込んでばかりいられません。
少しずつ前へ前へ進みます。