孫がすべて | 温泉地の食堂おかみのマイペース人生(^^)v

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温泉街で食堂を営むアラ還女将の日帰りで行ける山の記録、たまに日常、たまに下呂温泉の見所を紹介しているブログです!

 
中日新聞のコラムに 「妻と夫の定年塾」 というのがある。 西田小夜子さんという作家さんが毎週水曜日に載せているもので 定年を過ぎた年齢の人達の日常を描いた短編小説?だ。
面白いので毎週読んでいるのだが 昨日のは 「孫がすべて」 という題で 要約すると
 
 
近くに住む娘に初孫が生まれた哲子さんは 孫こそ私の生きがいよ と一日に何度も孫を抱き歩き回っていた。 最初は かわいいね って言ってた人も あまりに頻繁だと また来た と呆れてしまう。 近所には 子供のできない夫婦もいれば 結婚してない人もいる。孫がかわいいのはわかるが 節度に欠けていた。
孫が成長したら 運動会を見にきて と触れ回り こうなると近所の人にとっては迷惑でしかない。
「節度が無いのは自分てものがないから。孫は心の隙間を埋める代用品なの。」
「孫が中学 高校生になって相手にされなくなると、心の病になる人がいるんですって」 という陰口にもひるまない哲子さんだ。
 
 
これを読んだとき お昼に来店したおじいさんを思い出した。
 
 
三世代で来てくれた旅のお客さんで お孫さんは まだ乳児やろうって感じ。
麺類ばかりの注文で 最初に 問題のおじいさんのが出来上がったので 持っていったら 子供用の茶碗をと頼まれた。私も 茶碗をすぐに持っていけばよかったのだが ちょうど 他の人の料理が出来上がったので 左手で お盆に乗せたうどん三つと茶碗 右手にもうどんを持ってテーブルにつくかつかないかのところで あろうことか おじいさん 貰うよ と お盆の上の茶碗を取ろうと手を伸ばしてきた! こっちは右手のうどんを先に置こうとそっちに気がいっていたし まさかそんな行動にでるとは思ってなかったので 伸びてきた手にびっくり(;゜ロ゜)
反射的に体が引いて右手のうどんの出汁がこぼれ 申し訳ないけど 間違いなく 何してくれるんだ このオヤジむかっむかっ って顔だったと思う。
孫に早く食べさせてはあげたいのはわかるが 貰うよ じゃない。 取ってもいいかと確認して こちらが両手で持って構えてから取らないと バランスを崩して左手のお盆はうどんと共に真っ逆さまだ。
おばあさんが よけいな事をしてすみません と謝ってくれて さすがにおじいさんもバツが悪かったのか すまんかったと謝ってくれた。
 
しかし こんな後先考えない行動にでられたのは初めて!
 
このおじいさんがコラムのおばあさんみたいに他に何もないとは限らないし 私はその不用意に手を伸ばしてきた一瞬だけで判断しているのだが その時のおじいさんは 孫かわいさにあまりにも周りが見えなさすぎ(-_-#)
 
 
待つことを教えることも大事だと思うし 周りの大人の言動を見て子供は育つと思うんだが・・


えらそーな事書いてしまった!

人の振り見て我が振り直せ

空っぽにならないようにアンテナいっぱい伸ばして生きてこ(o^-')b


昨夜あまりにも眠かったので切り上げたような形でブログをアップしてしまったので 朝かなり加筆修正致しました。m(_ _)m

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