名古屋市にある東海中学校高等学校のカヅラカタ歌劇団第22期春の新人公演「Fashionable Empire」を観劇してきました。
※カヅラカタ歌劇の出演者は全員男子生徒です。
ダンディで華やかな宝塚歌劇花組に引けを取らないステージを再現されました。
前顧問の久田先生が同校を完全退職され、演劇部(カヅラカタ歌劇団)との関わりが気になっていたのですが、カヅラカタ友の会会長に就任されたとのことで、ホッとしました。
現顧問の前説に続いて、震災募金のPRでご登壇。
宝塚歌劇花組公演では作曲家リストの生涯を描いた『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』のショーとして上演されましたが、大劇場、東京宝塚ともに休演が多く、せっかくの素晴らしい作品を観れなかった方々も多かったはず。
まさかカヅラカタ歌劇団の上演作品になるとは、ありがたいことです。
今回は出演者わずか13人で全場面を作っていました。
なかなか団員集めは苦労しているようです。
とはいえ、学校関係者、保護者、ステージスタッフ、協力者とともに作り上げる壮大な作品世界の中で、生き生き演じていました。
特に今回は娘役さんのボーカルソロが素晴らしかったです。
男性が女性パートを裏声で歌うのって、ハンパなくたいへんなことです。
下級生が娘役を割り当てられることが多いみたいですが、その道を極めて欲しいですね。
ダンスもよかったです。
一人一人のレッスンの成果。そして、先輩から後輩へと技や心意気が蓄積しながら至っているのでしょう。
あと、みんな柔軟性と瞬発力があるなあー
高校生の時を思い出すと、体はガチガチで鈍臭かった私。
新人公演はショーだけなので、あっという間に終演。
外はまだ日差しが強く、明るい時間に家路を目指します。
次回は10月12日(土)、本公演の上演作品は『ファントム』と発表されました。