うまくできなかった。
恥かいた。
そう感じて、落ち込んで。
そのマイナスを抜いて、
少しは落ち着いたものの。
翌々日の朝。
起きてすぐ、
パッと浮かんだ光景が。
↓
↓
幼稚園のときのことです。
カトリック系で、
幼稚園から
英語の授業がありました。
英語学習発表会というのがあり、
私たちの組は、
壇上でひとりずつ
アルファベットと
その文字で始まる英単語をいう、
という出し物をしました。
私は…Ａでした。
つまり最初。
練習を重ねて迎えた本番。
壇上に2列に並び、
幕が開くのを待ってました。
すると担任のＩ先生が、
いきなり私にいいました。
「立つ位置を変えます。
〇〇じゃなくて、
△△のところね」
突然のことで、
よく理解できませんでしたが、
先生は行ってしまいました。
幕が開きました。
拍手が起こります。
首にＡの文字カードを提げた
小さい美紀ちゃんは、
どこへ出ていいかわからず、
結局
練習したとおりの位置へ
歩いていきました。
" A. A is an apple. "
大きな声でいってから、
元の列にもどりました。
そして…次。
Bのカードを提げたＭちゃんは、
なぜか
Ｉ先生が変えた
新しい位置を
しっかり把握しており、
その位置に行って、
" B. B is a boy. "
といいました。
Cの子、Dの子…
みんなＭちゃんにつづきました。
つまり、
「私だけが間違えた」
形になったのです。
壇上にいながら、
それがわかったときの
ショックと
混乱と
恥ずかしさと
悔しさったら。
終わったあと、
Ｉ先生からのフォローは
ありませんでした。
ええ。
Ｉ先生はそういう人です。
幼稚園の先生にふさわしいとは
思えない、
ちょっといじわるで、
露骨なえこひいきをする人
でした。
いきなり指示されて、
私は大勢の前で
恥をかいた。
思い出したのは、
このできごとでした。
そうか！ これか！
私の潜在意識の中に
今も残っていた
恥かき体験は！！
この体験による
マイナスの思いを
〇十年の時を経て
解放するために、
今回のパーティーでの
恥かきがあったのです。
つづく。
いよいよです。
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