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昨日の記事でお伝えした、「ブリュートナー」製のピアノ。アリコートと呼ばれる4本弦システムが、確かに中音域まで!オーナーのIさんにうかがうと、41鍵分がこの仕様になっているとか。最近のブリュートナーは、4本がすべて同じ高さで張られているらしいのですが、こちらのピアノは1948年製と古いため、4本目の弦のみが上部にあがって張られているのがよくわかります!
この4本目の弦は、響きを豊かにする目的で張られているもの。思った通り素敵な響きでした。通常のピアノ同様3本弦の中音域から下も、残響が豊かで、ぺダリングはかなり変える必要がありました。こういうことも、それなりにいい音は出るけれど何をやっても変わらないようなピアノと比べて、とてもおもしろかったのでした。
かつて(戦前?)は、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインと並んで、三大Bと呼ばれていたブリュートナー。演奏会場ではなかなかお目にかかれないですが、注目したい楽器です。
いろいろイベントも重なった日曜の午後、いらしてくださった皆さま、そして前橋まちなか音楽館さん、ありがとうございました