裸足のピアニスト・下山静香のブログ

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オモテの顔はクラシックピアノ弾き。

音楽・芸術を軸に、気になること好きなことを徒然なるままに。

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Duo ANIMIS(デュオ・アニミス)CD

ご注文は、下山静香オフィシャルHP
のコンタクトページより、または当ブログへのコメント(非公開なのでご安心ください)で承ります。

Duo ANIMIS 第2弾♪は 北欧ロマンティックCD! 2020年7月リリース!

《Scenes ~ロマンティックな情景~》エス・ツウ
シェーグレン、シベリウス、シンディング、ステンハンマルのレア曲を収録


Duo ANIMIS 第1弾は、皆に愛される「うた」が美しい名曲集!
《Melodies tendres ~やさしい歌~》
「からたちの花」から「ヴォカリーズ」「オブリビオン」まで・・・


NEW!】ソロ第12弾《アルマ・ブラジレイラ》シルフィードレコーズ/エス・ツウ 2021
中南米ピアノ名曲シリーズ vol.3は、ブラジルのショーロとタンゴ!
 *CDのお申込は当ブログ、facebookページへのメッセージにて、またはオフィシャルホームページのcontactよりご連絡ください。


ソロ第11弾《アルマ・エランテ》シルフィードレコーズ/エス・ツウ 2018
アスキー「ハイレゾ真剣勝負」にて特薦! 『レコード芸術』準特選
配信も開始! 


第10弾《下山静香 ライブ in アルバラシン》 molto fine 2017
『レコード芸術』 特選盤!


第9弾《ゴィエスカス Goyescas》fontec 2017
『レコード芸術』 特選盤!  タワーレコード注目盤! 『音楽現代』注目盤!!


第8弾《ロマンサ・デ・アモール Romanza de amor》シルフィードレコーズ/エス・ツウ 2016
『レコード芸術』 準特選盤!『音楽現代』推薦! 『現代ギター』『ラティーナ』レビュー掲載!
ネットに流通していません!ご注文は当ブログまで


第7弾《 サウダージ・エン・ピアノ Saudade en Piano 》フォンテック 2016
『レコード芸術』  特選盤! 『読売新聞』サウンドBOX 推薦盤!


第6弾《ショパニアーナ ~ショパンへのオマージュ~》フォンテック 2015
『レコード芸術』  特選盤!


第5弾《モンポウ 前奏曲集 & プーランク 夜想曲集》 フォンテック 2013
『レコード芸術』  準特選盤!
その他CD情報はオフィシャルHPをご参照ください♪


2021~2022 主なスケジュール(11.9 現在。随時更新)

【2022年】
4月17日(日)JML音楽研究所・下山静香スペイン音楽ピアノ演奏講座 年度修了コンサート at武蔵ホール
3月10日(木)「ラテンアメリカに魅せられて」第10回公演 ピアソラ生誕100年 ほか at東京オペラシティリサイタルホール予定
2月17日(木)安吾忌 in 桐生
1月23日(土)ハウスゾンネンシャイン音楽堂35周年記念演奏会 ピアノ四重奏


【2021年】
11月7日(日)野口英世記念ふくしま国際音楽祭 at郡山中央公民館
10月25日(月)「ドビュッシーとラヴェルにみる〈スペイン〉の魔力」レクチャーコンサート at 朝日カルチャーセンター新宿 
10月9日(土)野口英世記念ふくしま国際音楽祭 at山てらすガーデン
【延期】10月1日(金) 「おんがく×ブンガク」vol.5 ガルシア・ロルカ編 at座・高円寺2
【延期】8月29日(日) 「ラテンアメリカに魅せられて」第10回公演 ピアソラ生誕100年 他 at東京ウィメンズプラザ
7月17日(日) デュオ・アニミスリサイタル atハウスゾンネンシャイン音楽堂(富士市)
【中止】5月3日(祝)スペインピアノ作品を弾く会(日本スペインピアノ音楽学会主催) 
4月18日(日) JML音楽研究所・スペイン音楽演奏講座 年度終了コンサート at hall60
3月21日(日) リサイタル at ハウスゾンネンシャイン音楽堂
3月20日(土) 「バルセロナ・エクスペリエンス」インスティトゥト・セルバンテス東京
2月27日(土) カルラホール「音楽の楽しみ」リサイタル
1月9日(土) 「音楽と美術の散歩道」レクチャーコンサート at 朝日カルチャーセンター湘南

【2020年】
12月12日(土) ベートーヴェン生誕250年記念・ジョイントリサイタル at三鷹芸術劇場 風のホール
11月21日(土) マンドリン資料館開館記念コンサート(クローズド)
10月31日(土)16時~ 水谷川優子&下山静香 「阪神間モダニズムの会」コンサート(神戸・ポートピアホテル)
9月26日(土)14時~ 音楽の花束 ピアノで巡る世界の旅(和光市民文化センター サンアゼリア
9月12日(土)レクチャーコンサート「音楽と美術の散歩道」朝日カルチャーセンター湘南
【中止】8月25日(火)世田谷シニアスクール レクチャーコンサート「メキシコの魅力」
7月24日(金・祝)11時半~ ワンコインコンサート特別編 桐生市シルクホール
7月18日(土)18時半~ Duo ANIMISリサイタル atハウスゾンネンシャイン音楽堂
【延期】7月4日(土)おんがく×ブンガク vol.5 ロルカ編 at アート・カフェ・フレンズ
【中止】6月5~9日 イタリア・イストラーナでピアノマスタークラス(揺禅・太極拳講習付き)
      6日:下山静香・林道子(sop.)演奏会/9日:受講生演奏会
【中止】5月28日(木)with David Coudenhove(vl.) 
【中止】5月26日(火)with David Coudenhove(vl.) atエル・チョクロ
【延期】5月10日(日)15時~ <スペインカルチャーのつどい
         at エストゥディオ・マドリッド「世界を駆けるスペイン音楽と踊り」
【延期】5月2日(土)・3日(日)薬師寺東塔落慶奉納 舞台出演参加
【中止】4月19日(日)JML音楽研究所・スペイン音楽ピアノ演奏講座
      <2019年度受講生による修了コンサート> at hall60
【中止】4月12日(日)Duo ANIMIS(寺島貴恵&下山静香)ライブ at アート・カフェ・フレンズ
【延期】4月11日(土)レクチャーコンサート「音楽と美術の散歩道」 朝日カルチャーセンター湘南 
【延期】2月29日(土)安吾忌のつどい&安吾引っ越し記念日 イベント出演
【延期】2月22日(土)水谷川優子&下山静香 「阪神間モダニズムの会」コンサート
2月16日(日)11時半~ 日本スペインピアノ音楽学会例会 at カワイ表参道
2月2日(日)14時~「Tango at KHITWAA」 at キットワー
       グスタボ・エイリス(Gt.) / 下山静香(Pf.)/ 熱田昭夫(Cl.)





またまた1日遅れた桐生だより。恐縮です。

いっそ火曜日更新にすれば解決なのでは〜?と思われるかたも多いことでしょう。

しかり、ごもっともでございますm(_ _)m

ところがどっこい(←死語?)、突発的事件が起きない限りは、やはり月曜日が一番書きやすい日なのでありまして。

週の始まりでもあり、なるべく予定日にお届けできますよう努めますので、何卒よろしくお付き合いくださいませ☆

 

さて。

芸術の秋も終盤となり、振り返ってみると展覧会を多く楽しんだ年となりました。

なかでも、桐生ゆかりの美術家の方々の個展をじっくり味わえたことはとてもよかった。

一挙ご紹介と思いましたが、いやいやそれはもったいない!

ということで、お一人ずつじっくりと、本日は第一弾です。

 

まず9月末に伺ったのは、宮地佑治さんの個展「記憶の中の光」、県境を挟んで桐生のお隣(同じ文化圏で近しい関係)、足利市にあるギャラリー碧にて。

 

宮地佑治さんは音楽にも造詣が深く、私の演奏会やCDのご感想をお手紙でお送りくださったりしていつも感激しております。

桐生のご出身で、東北大学文学部で美学美術史を修められた宮地さん、早いうちから精力的に画業活動をなさっていますが、なんと15歳でオノサト・トシノブさんに師事されています。

繊細な感性が育つ年頃、さぞや衝撃の出会いだったことでしょう。

 

日本を代表する抽象画家オノサト・トシノブ(1912-86)は、桐生人にとって大変馴染み深い芸術家です。

長野県飯田市の生まれですが、その後桐生に移り桐生高等学校(いわゆるキリタカ)を卒業。シベリア抑留を経て桐生のアトリエに戻り、絵筆を持ち続けた孤高の画家です。

ちなみに私は毎日、オノサトさんの御宅兼アトリエの前を通って中学校に通っておりました。。

 

宮地さんの作品は確かに抽象画ではありますが、自然のエネルギーが呼吸している。

そして伝わってくる、生命の波動。

細胞のようにミクロでもあり、星雲のようにマクロでもある、そんな世界を感じます。

 

在廊されていた宮地さんご本人からお話をうかがうと、制作はやはり自然を受け止めることから発していると。

自然や生命、つまり宇宙の営みから生まれでる現象を、色点という要素に分解して再構成されている。

 

作品の前に立ち、しばし交信していると、宮地さんが日々描きながら注がれた慈しみ、世界への愛が光となって発せられていて、脳内に眠る遠い記憶と通じ合うような。

 

点による表現は、ときに強迫観念を喚び起こすこともあると思うのですが(もちろんそれも一つの芸術表現のかたち)、宮地さんの独特の技法はあくまでも優しく、心地よくて、癒されます。

そして色彩が美しい。

 

1979年の作品から今年の新作まで、27点の油彩画と水彩画を堪能いたしました。

「コロナ禍と創作活動」も話題に出つつ… ますます精力的に創作されているお姿に私も元気をいただいて、ギャラリーをあとにしたのでした。

 

ではまた、次回!

「桐生だより」を更新するつもりでしたが、急ぎの録音が夜中12時までかかり(実は終わらず時間切れ)、ブログにやってこられなくて申し訳ありません!

火曜午前中に必ずm(_ _)m

おやすみなさいませ。


11月も残すところ3日!

芸術の秋アートということで前回の続き、川瀬巴水のお話を。

 

川瀬巴水は、大正・昭和期前半に活躍し、いわゆる「新版画」(新時代の浮世絵版画)の担い手として人気を博した版画家です。

日本全国を旅して、その風景を抒情的に描き「旅情詩人」とも呼ばれていた巴水、版画好き・旅好きの私としては、今回の展覧会でじっくりその世界に浸れることを楽しみにしていたのでありました。

 

なかなかスケジュールの空きがとれず、果たしていつ行けるのかしらあせると気にしていたところ、この日はうまいこと2時間半ほどの隙間が~!
ここを逃す手はない。

生麦からいそいそと新宿に向かい、電車で移動中にオンラインチケットを購入。

(窓口でも買えますが、オンラインチケットは200円お安いのです)

 

会場は、西口から数分のSOMPO美術館。

 

以前の「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」、その前の「損保ジャパン東郷青児美術館」時代には何度も行っていますが、新装「SOMPO美術館」となってからは初めての入館!

それもそのはず、開館したのは、昨年ちょうどコロナ禍に突入したときだったのですよね。。

というわけで、わくわくしながらまず5階へ。

 

つい最近の展示替えを経て、いまは後期展示となっています。

まずは版画の処女作「塩原三部作」(1918)。

確かに、新しい。。

この作品の成功で才能を確信した新版画提唱者で版画店主人の渡邊庄三郎は、風景画を巴水に託すことにし、巴水は次々に作品を生み出していったと。

 

そして《旅みやげ》(第一集と第二集がある)《東京十二題》《東京十二ヶ月》と、一枚一枚じっくりと鑑賞。

これは日本の絵画や版画によく感じ入る点ですが、構図の素晴らしいこと。

そして、印象的な月の表現!

月そのものは描かれていなくても、月の光があたっているのだとわかるなんとも言えぬ色具合にしびれます。

もちろん実際の摺りなど分業になるわけですが、新しい版画の世界を目指してプロのチームを束ねた渡邊庄三郎の才覚もすごいと思いました。

色合いはほんとうにうっとりして、「いいなあ、すごくいい!」と心で叫び、惹きつけられるあまりに過換気症候群で倒れてしまうのではないかと思ったほどでした(大げさでなく)。

 

構図とか色といった要素だけではなくて、巴水の画からは何か、奥深くから迫りくるものがある。

デザインとしては、例えば今年の春に行った小村雪岱も素敵でしたけれど、巴水から感じるドキドキはそれとはまた違う類。

 

巴水研究で知られ本人とも交流があった楢崎宗重は、「巴水には一種の無常観があり、死のかげのようなものがつきまとっていた」と評していますが、それが微かな痛み、どこか疼きをもって音もなく胸に迫ってきたのかもしれない。

 

あのスティーヴ・ジョブズは、二十代の頃から巴水に魅かれてこつこつ収集していたそうですが、もしかしたら、巴水のそういうところも感じ取っていたのではないかしらと思ったり。

 

あと、雨の表現にもやられました。

巴水の雪も評価が高く、様々な雪の表情にはただただ感動してしまいますが、私は雨にももっていかれるのであります。梅雨どき生まれゆえか?

〈五月雨ふる山王〉に匂う季節感、〈肥後栃乃木温泉〉の濡れそぼり感、〈岡山内山下〉での水に浸った地面 .....

 

どの作品も、長いスパンでは季節の、一日単位では時刻の移り変わりの一瞬を繊細にとらえていて、そこに人や家が描かれていることで暮らしというものがみえるし、五感がリアルに伝わってくる。

そして、日本っていいなあ、と思う。

 

順調に創作活動をしていた巴水ですが、関東大震災で家が全焼して写生帖も焼失、渡邊版画店も多くの版画や版木を失ってしまう。

それでも巴水を励まして、新作のため旅に送り出す庄三郎。

天晴れですし、まさに今この時代にも勇気をもらえるお話。

 

震災直後から復興に向かう時期の《東京二十景》は代表作のひとつ。

ちなみに、〈神田明神境内〉にはちょっぴりゴッホを感じて、思わずマスクの内側でニヤリでした。

 

... まだまだ語りすぎてしまいそうなのでこのへんにして、距離的・状況的に可能でいらっしゃるかたは川瀬巴水展、おすすめしたいです。

 

最後に、どうでもよいウッカリ八兵衛バナシを。

迷わずゲットしたこの図録は、3度も私に忘れられるという不運に見舞われましたが、幸い3度とも気づいてもらえて無事に持ち帰られたとさ。

ダメ押しの3回目は、駅から20分歩いたところでまたもや忘れたことに気づき、駅近くのコンビニに戻ったため、これだけで1時間歩く羽目になりました。おかげで空腹も倍増。

いやーこの日はよく歩いた。

優に2時間半は競歩レベルで脚を使いましたが、そこは桐生の里山で鍛えた健脚、何ともござりませぬ。

それにしても、何があるか分からないからバッグは大きいものを持ち運ぶべきですね(特に私の場合)。反省ぼけー

 

今日はピアノ銘器試弾、たっぷり美術展、最後はギター&バンドネオンのピアソラコンサート… と、胸キュンしすぎて倒れてしまいそうなくらい豊かな一日でした恋の矢
そのためテーマが渋滞(音楽?ピアノ?美術?ラテンアメリカ?)、。。。一周回って「ブログ」にするしかありませんでした爆  笑

 

まずは、9時前に家を出てはるばる生麦まで。

はるばるとはいっても、毎月追浜で揺禅・太極拳のクラスをさせていただいているので、馴染みのあるエリアです。

ここに、お部屋で存分に楽器が弾けて、なおかつ、サロンスタジオでほスタインウェイのフルコンやヴィンテージグロトリアンのグランドが演奏できるという素敵なプチマンションが完成、その見学にとお招きいただいたのでした。

 

まずスタインウェイ。

おぉこれは。。私の好きなタイプ!

すなわち、タッチの変化に敏感に反応してくれる。

ハーフタッチもきれいに入る。

ドイツ系、フランス系、スペイン系… と試してもそれぞれの味が出せる。

昔懐かしのスタインウェイな感じで嬉しい。

1960年代に創られたものだそうで、まず何が違うって、ボディに使われている木の種類ですよね。

これは音の響きを左右する大きな要素だと思います。

白鍵はもちろん象牙で、この感触、やはりホッとします。

ピアノはどうしても消耗品だから、例えばヴァイオリンのように何百年前の銘器を使うということはできないわけですけど、やはりこの時代 ーー 1960年代から70年代の楽器は消えてほしくないなと思ってしまいます。

 

そして次は、100年もののグロトリアン。

まだアクションがシングルだそうで、弾き方はスタインウェイとはかなり変えないと、せっかくの良さが出ません。
輝かしくよく鳴る&軽やかに指を走らせるパッセージもきれい。

こちらは、ショパンよりもモーツァルトが心地よく弾けたかな♪

 

居住階のお部屋も見せていただき、うーん、私の音大生時代にこんなところがあったなら少し学校から遠くても住みたくなっちゃうなぁ、と思いました(^-^)

 

こちらのことは、またあらためて演奏動画でご紹介したいと思っています♫

 

近くの台湾料理屋さんでボリューム満点、いや120点のランチをいただき、次は新宿へ。

 

SOMPO美術館で開催中の川瀬巴水の展覧会、行ける日をずっと狙っていたのですが、本日最後の予定とのあいだの時間がちょうど使える!と気づいたのです。

 

損保ジャパンといえば、ゴッホのひまわりのイメージありますよね。

それも常設展示されていましたが、今日のお目当てはとにかく川瀬巴水〜照れ

 

こちらのお話は、また明日ということに。

 

おまけ:

最近イエローづいておりまして、一昨日はこんな感じで永田町。
先日の彦部屋敷のときはからし色のタイツでしたが、この日はより「黄色!」でした。笑

15の終わりで単身トーキョーに出てから久しく、4年ばかり住んだスペインを第二の故郷と呼びつつも。
「きりゅう」は、私のなかで特別な響きをもつ魔法のことば。
「私」という個を育んでくれた土壌はまさにここであり、桐生に生まれなかったら今の私はいないだろう、と思っています。
そしてコロナ禍を経て、この地にいられる機会が増え・・・
桐生を再び体験しながら、遠くからやってくる倍音の豊かさに、そして今・ここで生まれるスパークに琴線を鳴らしているのであります。

ちょうどそのようなときに「桐生ふるさと大使」のお役を拝命することとなり、なにかが導いてくれたご縁のような気がしております。
北関東の魅力あるまちとしてメディアにとりあげられる機会も多くなっている桐生。私も微力ながら、ブログ内で「桐生だより」を発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!

さて、第1回は、「彦部家住宅」での紅葉ウィークに伺ったお話を🍁

 

桐生では「彦部屋敷」として親しまれているこちらは、国の重要文化財。

ただ大事に保存するだけでなく、生きた建物としてイベントなどにも活用しながら大切にしていこう、というご当主と鳳純会有志の皆さまの心意気が素敵です。

 

 

彦部家は天武天皇の皇子・高市親王を祖とし、桐生に定住して十七代という旧家で、現在地に屋敷をかまえたのは450年以上前のこと。

 

このたびは開催中の「紅葉狩りウィーク」の一日、寄席を楽しむ会に伺いました。

いま、イベントはオンライン配信がスタンダードになってしまうのか?と思うほどにひしめいていて、とても便利になりましたよね。

特に、遠方で参加することが物理的に無理だったり、お出かけすることが困難な状況のかたにとって、オンラインで楽しめるイベントがたくさん増えたことはほんとうに素晴らしい進化だと思います。

それはそれとして、一方で絶対に残したいリアルの体験!

演者さんとお客さんとの見えない気のやりとり、やはりスリリングだし瞬間瞬間いろんなことを感じられる。これは残念ながら、画面からは決して得られない類のもの。

そうやって一緒につくっていく場は、お互いにとって何かの肥やしになるのだよなあと、あらためて思いました次第。

 

終了後は、中世豪族の城構えが残された敷地内を散策しながら、はるかかなたの当時に想いを馳せます。

八幡社のある森。

関ヶ原の合戦時にはこの屋敷敷地から竹竿380本を旗絹とともに奉納、そんなお話を聞くと、歴史もぐっと身近に。

 

文庫倉と穀倉はともに江戸時代末期の建造、このような当時の浮き屋根が残る建築は貴重だそう。

 

彦部家は古くから染色も営み、特に明治時代からは桐生織物の世界でも重要な役割を果たしました。

染色体験も行われているので、屋敷の見学とともにぜひ♪

 

今年は紅葉が遅く、いつも真っ先に紅葉する樹々がちょうど見頃になっていました。

いちょうの葉もまだまだ残っていて、黄金色も楽しめました。

そのギンナンをお土産に、お屋敷をあとにいたしました。

 

四季折々の風情が味わえる彦部家住宅、私もまた伺うのが楽しみです♪

 

 

詳しいことはこちら↓

彦部家住宅彦部家住宅 | 群馬県桐生市の国重要文化財リンクhikobeke.jp