風邪でした / ディーマ・トカチェンコさんとの演奏会終了 | 裸足のピアニスト・下山静香のブログ

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オモテの顔はクラシックピアノ弾き。

音楽・芸術を軸に、気になること好きなことを徒然なるままに。

長らくご無沙汰をしてしまいました。。。申し訳ありません汗
今月はしょっぱなから、しつこい夏風邪にやられてしまい、3週間経った今もまだ喉が完治しておりません。何しろ、喉が突然腫れたのか何なのかよくわからないのですが、夜中静かに横になっていたらいきなり息が入らなくなり、声も出なくなって、そのまま過呼吸状態になってしまいました。過呼吸のときはどうしたらよいか、知識はもちろんあったのですが、「息を吸い過ぎてなってしまう」というイメージだったので、呼吸のできない自分がよもや過呼吸になっているとは思わず、パニックになってしまい、さらに悪循環に。体中がしびれてきて、筋肉が硬直して体動かず・・・ 救急で病院に運ばれる事態となり、大変ご迷惑をおかけしてしまいました。お世話になった方々、その節は本当にありがとうございましたm(_ _)m


そんなことがあった翌日から風邪症状となり、声が出ない状態が10日以上となってしまったのですが、まだ熱もあり朦朧としていた日に、なんとNHKテレビ番組のインタビュー収録が予定されていました。前日もまったく声が出ない状態で、当日とにかく発声することができるようにと祈るしかありませんでしたが、当日は気合いで一時的に声が復活し、なんとかキャンセルせずに収録。でも頭が本当にボーっとしていて、ちゃんとお話できているかちょっと不安がしょぼん 
とにかく放送日がわかりましたら、またお知らせさせていただきますテレビ

風邪くらい、2日3日で治るとタカをくくってしたら、その翌日からまた声がなくなり・・・夜もまったく寝られない日が続いて、正直辛い日が続きました。2週間まるまる、予定をキャンセルして休む羽目になったのですが、ちょうど演奏会のはざまで、大学も休みに入っていて、風邪のほうもうまいこと時期を狙ってくれたなぁと変に感心してしまいました。8月後半から年内いっぱいまで続く本番ラッシュに、「いま休んでおけ!」っていうサインだったのでしょうね。
1一週間経っても悪化する一方だったので、病院で念のためいろいろな検査をして、とりあえず体自体には異常がなく一安心。こういうことでもないと、普段は健診も受けないので、よかったです。「夏バテ+風邪」がこじれたということのようで、処方された薬を1週間飲み続け、昨日のディーマ・トカチェンコさんとの演奏会に間に合いました!


ディーマさんは、ウクライナで100年に一人出るか出ないかという天才と言われているそうなのですが、9カ国語(!)を自在に操るところとか、どんな曲でもソナタでも、楽譜は置かずすべて暗譜でステージに立つところなど、確かに天才的。今回のモーツァルトも複雑なプーランクのソナタも、全部暗譜で弾いていらっしゃいました。たぶん、コンチェルトの演奏をメインに活動していらっしゃるため、その習慣ですべて覚えてしまうのでしょうけれど、それにしても・・・。楽譜を見て弾いている自分が恥ずかしいくらいでしたあせる

そういえば、今度こそ写真を撮ろうと思っていたのに、ツーショットも演奏写真も何も撮らずにお別れしてしまって残念ダウン でも、演奏会自体はとても楽しく、スリリングでしたアップ 

雨のなかご来場くださった皆さま、ありがとうございました! 満員御礼申し上げます星

次の本番は、もう3日後!がんばります。


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