12月13日(木)、主宰しております<下山静香スペイン・ラテンアメリカ室内楽シリーズ>の第3回公演です!(東京オペラシティ リサイタルホール)
題して<フェデリコ・モンポウ 沈黙の響き、魂のうた> ・・・
スペインはカタルーニャが生んだ“ピアノの詩人”、日本の音楽通・ピアノ通のあいだでも、静かに熱いファンが多いモンポウの、ソロ作品にとどまらない様々な響きの森を、じっくり散策していただこうという企画です。
今年没後25年、来年生誕120年を迎えるモンポウ。
ピアノソロ曲や、名曲「君の上にはただ花ばかり」を含む歌曲集≪夢のたたかい≫は知られていますが、ヴァイオリン曲、チェロ曲、さらに、≪ポール・ヴァレリィの詩による5つのメロディ≫を、「トリオ・モンポウ」のピアニストであるサルミエント氏が編曲したトリオ版など、なかなか耳にする機会は少ないのではないかと思います。
そんな作品たちを一度にナマでお楽しみいただける、自分で申してはなんですが貴重な機会!
歌曲は、これまたなかなか歌われることのない≪ベッケル歌曲集≫から3曲や、大変美しい≪魂の歌≫もプログラムに入れています。
そして、スペイン音楽界の重鎮で、10年前に亡くなられたモンサルバーチェのピアノトリオで幕を閉じます。なぜこの曲を?・・・それは、2楽章が「モンポウとの対話」という副題を持つからです。
というわけで、今回はざっくりと告知第1弾!
これから本番までのあいだ、シリーズで、モンポウとその周辺について語っていきます。
第2弾では、素敵な共演者の皆さまをご紹介します
音楽を、ピアノを、モンポウを、そしてスペインを、カタルーニャを・・・ 愛する皆さま、ぜひコメントをお寄せ下さい。楽しみにお待ちしております
ぶらあぼ12月号の「ぴっくあっぷ」に載っています。http://www.mde.co.jp/ebravo/book/201212/#page=62
『音楽の友』、『ショパン』ほかにも記事が掲載されます。こちらはまた追ってご紹介させていただきます