日本に帰ってきました!


帰ってきたら人が
み〜んなマスクをしていてビックリ

機内でも
キャビンアテンダントの方もマスクをしていたよ






バレンタインの夜は

『東京カレンダー』さんの撮影へ





デートを終えた後のカップルが帰った後

ロマンチックなレストランで
美味しい「福島牛」をいただきました♪


口の中でとろけて
とっても美味しかった💓
(東京カレンダー5月号)





昨日は写真を撮り忘れたので
以前の写真を..♪







【主人公】東京都出身の26歳。有名女子大学卒業後、父の会社と同じ財閥系の銀行へ一般職として就職。交際1年になる彼氏あり。結婚後は専業主婦になる予定
より経済力のある男性へ目を向けたくなるお年ごろ


秋の始まりの18時、夕陽が差し込む丸の内仲通りを彼氏と手を繋いで歩く。やっぱり彼氏が丸の内勤務じゃないと、この辺りで堂々とできて楽だ。元カレは同じ会社だったから丸の内デートは拒否されていた。



いまの彼はファッションの仕事をしていて、面白いし、優しいし、いつもお洒落。ただ気になるのは……もっと経済力のある男性はいるだろうってこと。彼氏としては楽しくても、結婚となると話は違う。

私、来月誕生日なんだけれど、万が一プロポーズされたりしたらどうしよう。なんて考えながら笑顔で彼を見上げる。






「へえ、こんなビルの中にマジックバーなんてあるんだ。雰囲気もレトロで丸の内っぽくない」

『マジックバー丸の内 十時』はみんなが「面白いよ」と薦めるから気になっていた場所。


席でお酒を飲んでいると、マジシャンさんがテーブルにきて目の前で技を披露してくれた。いきなりトランプが燃えたり想像を超えるマジックにふたりで大盛り上がり!

この店はマンネリ化したカップルでも会話が弾むと評判だったことに納得した。私たちも、いつもより仲よく過ごせたのだった。



実は私には密かな目標があって、それは主婦インスタグラマーになるということ。そうなると自分を撮影する時にハイブランドの洋服を着たいし、マンションの壁もきれいじゃないと。



主婦になる前に花嫁ブログをつけるのも理想。結婚式はやっぱり『パレスホテル東京』だろう。


たまにパンを買いにホテルの地下を通ると、『Hatsuko Endo』でウェディングドレスの試着をしているプレ花嫁さんを見かけて憧れる。私が目指すところは、あそこだなと自覚した。


そして結婚相手が丸の内のエリートならそれらの夢はすべて叶うように思えた。





生きてるだけで誘われる。

それが26歳、美人OL






「今度4人くらいでランチしませんか?」

私が担当する窓口は仕切りのある半個室だから時々勤務中にお客さんに誘われる。好都合なのが業務上、相手の勤め先を把握できることだ。
有名証券会社なら行かない理由は見当たらず、「メールしますね」とさり気なく返答をした。彼の会社のPCに挨拶メールを入れるとすぐに返事がきて『ウルフギャング・ステーキハウス』でランチをすることが決まった。



ここでLINEじゃないところが軽そうに見せないポイント。女、26歳。高嶺なこの時期をふいにしたくない。若くてかわいいのは当たり前。それならその当たり前があるうちに、チャンスを掴みたい。


約束の日、お客さんとその同僚がすでに席に着いていた。同僚の方がイケメンだった。




「こんなに美味しいお肉初めて食べました!」




実はここ3回めだけれど、ここはそう答えておく。皿ごとオーブンで焼きあげた熱々のステーキをみんなでシェアしたら妙な一体感も芽生えた。



会は盛り上がり、次は4:4の拡大バージョンでお食事会をすることになった。


私とイケメンの彼が幹事になって、場所はリニューアルしたばかりの『レゾナンス』に決定。今月も忙しい。

彼女の前に現れた丸の内最高クラスの外資金融くん




条件のいい人が山ほどいる丸の内がやっぱり好き

金曜の夜、彼氏は仕事だし、読モ友達で同じ丸の内OLと遊びに行くことにした。
いつも女同士なら歌謡喫茶の『来夢来人』が楽しいけれど、髪もメイクもいい感じの今日は、もっと人目につく場所に出かけたい。となると『BAR of TOKYO』が頭に浮かんだ。ビアバーだから仕事終わりの男性も多くいる。


それかTOKIAビルでしょ。あのビルって景気のいいアジアの都市みたいな雰囲気があって当然のように男女が出会う。女2人で行って声をかけられなかったことはほとんどない。


酔った普通のサラリーマンで溢れるコリドー街とまるで違って、世界最強の優良企業が入るテナントは私にはキラキラ輝いて見える。


TOKIAの一階に行こうとしたら、さすがは金夜、狙っていた外のスタンディングスペースに競合になるモデル風美女軍団がいたから諦めて2階の『MUCHO』へ行った。




「ひとりですか?」




と着いて3分でさっそく声をかけられてしまった。



「友達を待っているところなんです」


「俺もいま上司を待っているところで、このビルの上にいるんだけど遅いんだよね」


これはもしや…


「海外から来ている時間にルーズな上司でさ」


きた、丸の内でも最高クラスの外資金融。金曜だから店内は凄く混み合っていて、近づいて話さないと聞こえないほどだった。





「彼氏いるの?」



外資金融くんがとろんとした目で聞いてきた。






いるって答えるんだったら、ここには来ない。