先日防水工事のリフォームした事例です。
RC造の建物において、屋根は陸屋根の場合、
雨が降ると、防水層から雨漏れというケースが結構有るのです。
今回は、何度か防水をやり替えておられましたが、
施工不足な点もあり、調査致しました。
雨漏れも 1階まで室内の壁を伝い、漏れておりました。
天井材を剥がした様子。やはり、既存建物と増築部の継ぎ目から伝ってきている様です。
築年数は、38年程経過した様な 建物。
防水は、アスファルト防水
表面は足で踏んだらすぐに分かるような、
膨れやめくれが多々見受けられたのです。
増築も行われた部分の継ぎ目も気になります。
水が排水されるドレン廻りも、ひび割れが起こり、常に水がたまっている個所も
有ったのです。
屋根にはソーラーが乗っており、足回りの防水は、きっちりと処理が
なされておりませんでした。
今回は、ソーラーは取り外す事にしました。
これも雨漏れの原因になることが有るからです。
数日後。。。 着工です。
今回は、改修向きシート防水（10年保証）をご提案しました。
ステップ①
膨れている部分の修理中
ステップ②
専用の接着剤を塗り、
絶縁シートを貼り付けして行きます。
ステップ③
専用絶縁金物の取付。
ステップ④
ドレン廻りとジョイント部分の金物
最終は、塩ビシートを敷きつめて完成。
水が入りそうな取りあい部分にはしっかりとコーキング処理。
これで、お施主様を長年苦しめていた、雨漏れも解消されたのでした。。。
