この記事で、
男性って意外と気付かないところでめっちゃ気を遣ってくれてんじゃね?
ということを書きました。
ただ、思うんですよ。
そもそも男性は金を出してくれている。
これは本当に頭が上がらない。
なあんて、いい子ちゃん発言してますが、
ちょっと前までは、「男性が奢るのも当然じゃん?」って心のどこかで考えてました。
でも、かつてpairsである男性と出会って、心を改めざるを得ない出来事が起きたのです。
それは去年の12月。
pairsでとある男性とマッチングし、同じ本好きで気が合いそうですねということでお会いすることになり、ランチに行った時のこと。
彼はわたしの6つ年上。
年収はわたしよりも低い。
バツイチ子持ちの男性でした。
穏やかな話し方で聞き上手。趣味も合う。
付き合うかどうかは別として、仲良くはなれそう!
好きな本の話で盛り上がり、ランチも美味しく食べ、さてお会計。
「あっ、万札しかないので、お会計はわたしがしておきますね!」
ここで予想されるお相手の反応は、
「いやいやここはボクが出しますよ」とスマートに奢る。
または、
「あ、じゃあボクの分はこれで」と言って自分が食べた分の料金をわたしに渡す。
もちろん奢ってくれた方が嬉しいけれど、pairsで初対面の女にいちいち奢っていたらキリがない。
ましてや年収も低い…
割り勘でもわたしは全然いいよ、とおもっていたら。
「えっ!? ありがとうございまーす♫」
ちょw
しずかさん、とっさに思いました。
こんな見ず知らずのおっさんに奢りたくねえ!!
「奢りじゃないですよ笑」
と防衛線をはる、しずかさん。
お会計をしている間、彼はそそくさとお店の外へ。
いそいそとお会計を終わらせてわたしも外へ出ました。
待ってた彼。
財布をカバンにINしてる…だと…!?
そして嬉しそうに、
「ご馳走さまでーす♡」
冗談でもぶっ飛ばすぞ歯ぁ食いしばれ…!!!
ねえ、今どんな気持ち?
40過ぎた、いい歳のおっさんが、6つ下の初対面の女性に割といい値段のランチ奢らせるって。
ねえ、今どんな気持ち?
証拠を突きつけるようにそのレシートを彼に見せながら、
「1890円です」
と言って支払わせました。
なに渋ってんだよ、スッと出せ。
スッと出せよ金をよお!!
その時しずかさんは、今までの己の行いを反省いたしました。
わたしもよくお酒の席で、「ご馳走さまでーす♡」をやっていたのです。
どうせ奢るつもり・奢られるつもりなのに、
お財布出すフリしたり、「ここはわたしが…」と押し問答したり、
めんどくさいじゃん、と馬鹿にしてました。
でも、もうそんな生意気な態度はとりません。
奢られる気満々の態度を取られるって、こんなにもはらわた煮えくりかえるほど嫌な気分だったなんて!
何も文句を言わずに奢る男たち、SUGEEEEE!!
これからは、ちゃんと心からお金を出すつもりでお財布を出そう。
悔い改めた瞬間でした。
ちなみにこの彼、その後も1ヶ月近く連絡を取ってはいたのですが、
その短期間で、
パンケーキ事件やら、イルミネーション事件、あけましておめでとう事件も引き起こした、なかなかのツワモノ。
今じゃ完全にネタなので、おいおい記事に書いていきますね。