12月9日公開の「ラーゲリより愛を込めて」を12月9日の公開日に鑑賞してきました。

師匠 船村徹が生前に大変慕っていた吉田正先生の話をよく聞かせていただいていました。

太平洋戦争終戦と殆ど同時にロシア軍からシベリアに抑留され大変な労働と制限をうける中、吉田先生の作られた作品(異国の丘など)に同士も大変救われたという話を・ ・・

人間は苦しい時も楽しい時も悲しい時もすべてにおいて歌が励ましてくれたり勇気づけてくれたり慰めてくれたり・・・

自分達は戦地に向かわれた方たちによって今の幸せがあるということをけっして忘れてはいけない・・・

と言うことをよく聞かせていただいていました。
師匠の言葉に「歌は心で歌うもの」という表現がありますが、まさしくそのとおりだと思います。

人とは・・・
極限に立たされた時、友 家族 仲間に対しどう考えるかという何かを感じることができるかもわかりません。

その事を思い出し、この映画が封切りになった日には必ず観に行こうと考えていました。
心から鑑賞してよかったと思える作品でした。

もし皆さんも興味がおありでしたら是非観ていただきたい映画でした。静 太郎