スズメの雛が落ちている時期になりました
スズメの雛が落ちている場合、拾わないでください
5月から8月にかけてスズメなのでの野鳥の雛が地面に落ちていることがあります。
単に巣立ちの時期にスズメの雛は地面にいるだけの場合があります。
親は必ずどこかで雛のことを見守っています。
羽根が生えそろえたばかりの雛はうまく飛べません。
そのためよく地面に落ちているだけです。
巣立ちの時期に親は「餌の取り方」「飛び方」を教えているのです。
様子を見ていても親が来ない場合もあるかもしれません。
怖い人間がいたらスズメの親も近づけません。
どうしても心配ならば、木の枝に運んであげたり、茂みにかくしてあげたり、なるべく発見場所から離れない場所で行いましょう。
また、野鳥のスズメはサルモネラ菌など保菌していますので、できれば手袋をしてください。
触ったら必ず手を洗いましょう。
スズメを保護することは禁止されています
野鳥を許可なく捕まえたり、飼うことは禁止されています。
鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律にて記載されています。
もし、けがをしている場合は、自治体(市役所の農政課や鳥獣保護担当部署)に電話してください。
スズメを育てることは自然で生きる力を奪います
スズメがどうしてもかわいそうで育てたい!飼いたいと思う方もいると思います。
ですが、人間に育てられ、餌の取り方も、自然の驚異も教えてもらえなったスズメが自然界で生き残れるかは難しいところだと思います。
スズメはペットではありません。
自然の生き物ですので、手を加え、生態系のバランスを崩す危険性もあるためか、スズメを飼うことはできないんです。
スズメはずんぐりしていてとてもかわいいですよね。
ですが、スズメのことを思って、遠くで見守りましょう。
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