翻訳機を使って会議を行った結果は⁈ | 自分の価値観を大切に 日英通訳者のブログ

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おはようございます!

英語パーソナルコーチのShizukaです。

 
先日仕事であるエピソードが
あったので今日は私の仕事に対する
思いと共に書きますね。
 
私は、
 
通訳はAIにとって代わることはない
 
と考えていますが、
 
やっぱりそうだよね!
 
と思えるコメントを
クライアントさんから頂きました。
 
先日の会議で
 
「この間大変だったんだよー」
 
どうやら急遽会議をすることになり
私に連絡するのは悪いと思い、
翻訳機を使ったそう。
 
「それはまぁ大変だったよ、
通訳さんがいてくれるってありがたいって
今日改めて感じたよ。」
 
いやー、実際に翻訳機を使った感想を
聴かせてくださって改めて感じましたよ。
 
やはりそうでしたか、と。
 

 

確かに、機械でも通じる時もあると思います。
 
でも通訳ってね
全て直訳すれば意味が通じるっていう
ことではないんです。
 
企業によっては独自で使っている用語が
ある場合も。
 
そうすると、当然辞書通りに
通訳しても意味が通じないんです。
 
つまり、
 
人間同士のコミュニケーションを
通して作られる独自の辞書が
あるっていうこと。
 
それから、私個人的には通訳する上で
言葉の選び方には注意するように
しています。
 
例えば、クライアントさんが仰った言葉が
少しきついな、と感じたら意味は変えずに
表現を工夫するとか。
 
日本人特有の遠回しな言い方をされたら
そのまま通訳しても
 
「ちょっと何言ってるか分からない🤔」
 
ってなるから、かみ砕いて説明するように
英語に換えます。
 
っていうか、これこそが通訳技術。
 
だからトレーニングが
必要不可欠なんですよー。
 
人間だからこそできる気遣いが大事だよね
だって、通訳っていうサービスを
提供しているんだから
 
そう思いながら仕事をしています。
 
「今日も本当に助かりました」
 
この言葉が何よりもうれしい報酬です。
 
あ、ちなみにクライアントさんには
急な会議でも遠慮なくすぐに連絡
してくださいね、とお伝えしました。
 
仕事上、守秘義務があるのでなかなか
お話しすることができないのですが、
また、ご紹介できるようなエピソードが
あったら書きますねーニコニコ