梅雨明けはまだなのに、連日の猛暑。

こう暑いと外に出る気もなかなか起こらない…とうかうかしていたら、もう終了間近!


で、慌てて訪問。


山種美術館は現在の場所になってから初訪問。

何度か通りかかってはいるのだが、どの駅からも歩くので暑い季節は辛いわ。


この暑さの中、着物姿の若い女性が多いなと思ったら、着物での訪問で入館料の割引があるのらしい。

体力かな、気力かな…いずれにせよ羨ましい。



竹内栖鳳の「班猫」が観られて満足。

※撮影可の作品です


瞳の色の美しさよ。


この作品のモデル猫、

栖鳳が沼津の八百屋さんの軒先で見かけて惚れ込んで、頼みに頼み込んで譲ってもらったのだとか。

八百屋のおかみさんの愛猫だったそうで、なかなか首を縦に振ってもらえなかったのだそう。


どんな顛末を経て譲り受けることになったのかは知り得ないが、手放す際のおかみさんの胸中いかばかりかと勝手に思いを巡らせる。

どんな形にせよ、ペットとの別れは辛いよねぇ。。


現代の作家の作品も展示されていた。

日本画の現代作家の作品を観る機会はあまりないので、興味深く鑑賞する。



会期終了間際とあってか、平日にもかかわらず結構な人出。

併設のカフェでは展示にちなんだオリジナルのお菓子がいただけるとのことで、そちらも楽しみだったのだが今回は残念ながら見送り。



(公式サイトから拝借した画像です)

どれも可愛らしくて、選びかねて見送ったとも言えるかも。

いくつか包んでもらおうかとも思ったが、一つ710円という価格を見てやめましたw



山種美術館公式サイト

7/20からは東山魁夷展だそう。

こちらも混みそうですな。