ミツバチのささやき(1973/スペイン/99分)
原題:El espiritu de la colmena (蜂の巣の精霊)
ビクトル・エリセ監督の31年振りの長編映画「瞳をとじて」の公開を記念して、
「ミツバチのささやき」「エル・スール」の特別上映。
ミツバチのささやきはずっと観てみたかった映画。スクリーンで観られるなんて嬉しい。
なのに!自分のバカ。
ところどころ、うとうとしてしまってきちんと鑑賞できなかった…。
お昼をお腹いっぱい食べた直後で、適度な暖房とゆったり座れる椅子に負けた。
映画自体は退屈なものでは決してないのだが、派手な音響も少なく、淡々と進行していく。
そしてアナ・トレントの瞳に吸い込まれるようにしてうとうとと。
次に観に行く機会が得られたら、万全の体勢で挑みたい。
そして、1940年代のスペイン内戦直後の映画なので、
時代背景を知っていないと理解しにくい部分も多かった。
もう少し勉強してから観るべきだったかな。
前回は「マルメロの陽光」(1992)公開に併せての上映だったはず。
その時観に行けず、ずっと心残りだったのよね…10代の自分に「また観に行けるよ」と教えてあげたい。
(結局寝ちゃったけど。あー、ほんと自分の馬鹿!)