オンナの中でオトコが覚醒!?美肌実現、そのメカニズムに迫ってみる! | 医者ギライ・クスリギライのための1日10分!医食同源・自然食実践ブログ

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ストレスの蓄積は、

 

「健康と美容」

 

に悪影響を与える。これが相場なのですが、特に女性の方は要注意。

 

女性がストレスを感じると体の中で、"男性ホルモン"が増加していく。

 

このことが分かっているからです。

 

「女性なのに男性ホルモン!?」

 

そう思われるかもしれませんが、男性ホルモンは女性の体の中にも存在しているものなのです。


ただその量が女性は男性よりも少ないだけで、男子の10分の1~20分の1くらいの量しか

分泌されないことが分かっているのです。

男性ホルモンは、逞しい骨格や筋肉を作る役割を持ちます。代表的なのが「テストステロン」と呼ばれる物質で、これが男らしさ!を作る源泉になると解説されます。

でも、女性がストレスに晒され、その解消がままならない事態が続くと、女性の体内で男性ホルモンが活性化していく。

そうなると、美を願う女性にとって好ましくない、そんな状況が次々と生み出されてしまうのです。

 

女性の体内で男性ホルモンの活性化が続くと

 

・フェイスラインのうぶ毛

・肌のベトつきや吹き出もの

・肌荒れ、薄毛や頭皮の臭い
 

このような現象が起こりやすくなります。中には、薄っすらとヒゲが生えてきた!このようなケースもあるようです。

ストレスを蓄積させ、解消されないままでいると、あなたの中の女性らしい美しさが失われていく・・・。

そんな結果を招きかねないわけなのです。

できるだけストレスを回避すること。そして、ストレスを覚えても、上手に解消すること。

 

また男性ホルモンを活性化させてしまうような生活用品を使わないこと。

 

この必要があるのではないか?と思うのです。

 



■乱れの連鎖!
女性の体の中で、男性ホルモンが増加していくと、

「皮脂」

の分泌量が増えていくことが分かっています。

皮脂は美しい素肌を保つために欠かせない分泌物ではあるのですが、問題はその過剰。

 

過剰になると、何かと問題のタネになってしまうのです。

皮脂の過剰分泌は毛穴を詰まらせてしまいます。それが角質層のターンオーバーに乱れを生じさせていく。

また皮膚常在菌の1つであるアクネ桿菌が増加していき、詰まった毛穴で炎症を起こしてしまう。

さらに活性酸素も同時に分泌され、皮膚細胞に攻撃を加えてしまい、顔に

 

「凸凹」

ができやすくなってしまう。ザッと挙げると、このような事態を起こしやすくなるのです。

 

多くの場合、脂が滲んで、毛穴の汚れが目立ってくれば、それを洗い落とそうと懸命になります。

そこで決まって登場するのが強い洗浄力の合成界面活性剤。これを使って、皮脂汚れを落とそうと全力を注いでしまいやすいのです。

確かに皮脂を落とすことはできますが、それは同時に、肌を守る角質層を壊してしまうのです。

角質層が失われれば、肌は今度は乾燥に傾いてしまいます。乾燥に傾けば、外からの刺激に敏感となり、反応しやすくなっていきます。

すると私たちの体はその状態を何とかしようと、より一層の皮脂を分泌させ、肌を守り何とか、

潤わせよう!

こんな感じで懸命になるのです。


それを悪!と断じて、躍起になってまた洗ってしまうと、再び、皮脂が過剰に分泌されていく。

このような悪循環にハマりやすくなってしまうのです。

こうして本来の肌の美しさは失われるばかりとなっていく。ストレスを溜めたままでいることは、女性から美しい肌を失わせる元凶になりやすい。

怖かったり、緊張状態に陥ったりすると手や顔に

"脂汗"

が滲みますが、それは男性ホルモン活性化され、皮脂量が増加していることの証。

 

こんな風に解説されるのです。


■かまわないが大切!

私たちの体はストレスを受けると、抗ストレスホルモンを分泌することが分かっています。

具体的には、副腎から分泌される

 

「コルチゾール」

 

といわれるホルモンですが、これを分泌し、働かせることでストレスの軽減を図ろうとするのです。

コルチゾールは膵臓からのインスリンと協力して、傷ついた細胞に糖分(ブドウ糖)を送り届け、正常化させる役割を果たしてくれるありがたい物質。

 

そのように言えるのですが、同時にその分泌は男性ホルモンのより一層の分泌を促してしまう。

 

ストレスの多い生活は、女性ホルモンや自律神経の働きを乱してしまう。そんな結果を招いてしまいやすいのです。

 

顔のベタつきなど、男性ホルモン特有の現象を感じたら、「ストレス過多」に陥っている証といえます。

 

その際は、合成界面活性剤などで洗う行為はぜひとも慎み、

 

"脂とり紙"

 

などでふき取る程度にすることを心がけたいものです。

 

くれぐれも過剰な洗浄は、過剰な皮脂の分泌を招いてしまいます。それは絶えざる肌トラブルの連鎖を招き寄せてしまうのです。

 

皮脂汚れは洗って落とすモノではなく、ストレスの解消によって正常化していくものなので、洗い過ぎや肌のかまい過ぎには細心の注意を払いたいところです。

 

また化粧品の多くには、合成界面活性剤が使われています。

 

オーガニックや無添加を名乗る化粧品でも、天然だからイイだろう!

 

こんな感じで界面活性剤を数種類混ぜている。こうした化粧品が多いのが偽らざる現状です。

 

何種類もの天然界面活性剤を混ぜ合わせれば、合成に負けないくらいの強力な界面活性力を発揮することがいわれています。

 

天然だろうと、合成だろうと、肌の角質層を破壊することに変わりはありません。

 

オーガニックだから安全とはとても言えないわけなのです。

 

化粧品会社は界面活性剤を「乳化剤」といった、響きの良い言葉に変換することで隠そうするのが常なので、要注意!

 

化粧などは仕方がない時だけに限り、なるべくすっぴん生活に努めることも、お肌の健康には大切なポイントになります。

 

そして、お米を中心に可能な限り、無農薬・無添加の食生活を心がける。

 

農薬や添加物は人体にとって異物以外の何者でもないので、これまた体にはストレスになってしまいます。

 

他の食材はさておき、主食のお米と味噌だけはぜひとも質の良いものを選んで欲しいと思います。

 

 

■太陽の下で!

今は紫外線が弱い季節なので、太陽のもとで散歩するなり、ちょっと汗をかく程度の運動も大切

といえます。

 

昼間に陽射しを浴び、軽い運動を行えば、夜は疲れて快眠!へと繋がり、ストレス解消に大きく貢献してくれます。

 

運動というと、腹筋や腕立て、スクワット。

 

どうしてもこうした回数モノを連想してしまいがちなのですが、太陽の下で体を軽く動かしてみることの方がより大切。

 

以前も触れましたが、ジムの語源はギリシャ語の"ギュムナシオン"から派生した言葉といわれています。

 

ギュムナシオンの意味を辿ってみると、裸で運動する場所。こういうことなのだそうです。

太陽の下で体を動かすと、筋骨の発達がより一層、増進される。太陽光線が毛細血管を刺激して、運動効果をより高めてくれる。

 

脂肪の燃焼はもとより、白血球、特にリンパ球の働きを刺激して、有害物質の体外排出をも促進してくれる。

 

さらに血糖値の上昇を抑える働きもあるので、太陽光線下の運動は、インスリン投与量を大幅に減らすことへと繋がっていく。

 

そしてまた、また感染症の予防にも太陽の光は絶大な効果がある。このことから太陽光は天然自然の「消毒剤」とまで呼ばれているのです。

 

ビタミンDは太陽の光を浴びることで体内で合成されていくことはよく知られています。

 

ビタミンDが不足していれば、血液中にカルシウムを摂りむことができず、骨が脆くなってしまうことが分かっているのです。

 

ジムなどでの運動も健康維持には欠かせないものではありますが、室内での運動ではビタミンDを体内で作り出すことはできません。

 

骨を強くすることを含め、健康増進を図るのなら、戸外で軽く体を動かすことが大切になるのです。

 

充分で質の良い睡眠ほど肌のケアにとって効果的な治療薬はありません。

 

特に肌の新陳代謝を活発に促す成長ホルモンは、

 

「22:00~2:00」

 

の間に活発に分泌されることが分かっています。

 

この時間帯に深い眠りに入っていることが美肌実現の大切なポイントになる。

 

紫外線を恐れるばかりでなく、どうしても気になるなら手袋や帽子などで最低限のケアをして、昼は陽射しの中での運動で体を心地よく、

 

"疲れさせること"

 

それが適切な時間帯に快適な睡眠を誘う秘訣になるのです。

 

毎日ではなくとも、晴れた日にはぜひとも実践して頂ければと思います。

 

 

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