カネもイノチも全部差し出せ!主人と奴隷の不平等な関係は? | 医者ギライ・クスリギライのための1日10分!医食同源・自然食実践ブログ

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日本人の給料を

「上げるべきでない」

有名な竹中平蔵氏の言葉です。
※参考:『”日本人の給料をもっと上げろ”はナンセンス

電気代もガソリン代も高く、食品群も軒並み値上がり。

こうした状況下にも関わらず、働く私たちの給料はイマイチ上がらない。

今年の春闘においては、数十年ぶりのベースアップの模様が報じられてはいるのですが、それはあくまで大手に限ったこと。

私たちは今後もますますの耐久生活を強いられることになりそうです。

給料とは会社の業績に連動して、上がっていくはずのモノ。業績が上がっていないのに、給料ばかりを上げようだなんてできることではない。

日本政府は失業対策として、業績の上がらない企業にまで補助金を出している。

その結果、大量の働かない、成果を挙げられない、そんな給料泥棒のような社員がいつまでも企業の中に居座り続けている。

そんな社員連中の給料までをも上げろだなんてトンデモナイ。給料を上げたければ、それに見合う成果を出せ!

竹中氏は、このように主張している模様です。相も変らぬおヒトだな。この人は日本人ではなく、アメリカ人なのではなかろうか?

以前からそんなことを思っているのですが、いかがでしょうか?

 


■ココロにあるのは?
日本人の個人金融資産は2000兆円を超えていることが報告されています。
※参考:『個人保有の金融資産 3期連続で2000兆円超

さすがは世界一のお金持ち国家、対外純資産31年連続でダントツ1位のヒノモト日本。

そんな風にも思えてしまうのですが、この背景にあるのは

「老後への不安」

貯金!貯金!で貯め込む一方。貯めるばかりでなかなか使われることがない。

世界に類例を見ないといわれるほどの貯蓄好き。その裏には、将来への不安が横たわっている・・・。

それこそが最大の要因であると解説されるのです。

色々買いたいし、できることならおカネを使いたい。にも関らず、先への不安でココロにブレーキがかかってしまう。

少し前の副総理が、老後の生活資金として2000万円を貯めておけ!

こうしたことを口走り、非難の的になっていましたが、日本社会はどこまでいっても『自己責任』

個人金融資産の大きさを手放しで喜ぶわけにはいかない、こういうことではないかと思っているのです。

この問題の本質はどこにあるのか?

 

それはこの2000兆円ものおカネの行く先、使われ方にあるのだろうと思っております。

一向に使われない日本人の預貯金などは、主にアメリカ国債の購入費用に充てられ続けてしまっている。

つまるところ、日本人があくせく働き貯め込んだ預貯金が投資に回り、アメリカ人の消費と浪費。

 

そんなことに使われ続けてしまっているのが現状。この関係性がすっかり固定化されてしまっている。

私たち日本人は将来への不安に駆られ、お金を使わない。今日の楽しみをひたすらガマンし続けている。

でもアメリカ人はといえば、今日の消費を謳歌し続けている・・・。

こうしたあまりに不平等な関係が続いているのです。

 

 

■富もイノチも!

さらに驚くべきことに、アメリカは世界一のダントツ借金大国であるにも関わらず、昨年から断続的に金利を引き上げ続けているのです。

日米の金利差につられて、ますます日本人の預貯金の多くがアメリカへと流れ続けているのです。

アメリカは世界一の借金大国なのだから、金利の引き上げなどはもっての外であるはずのこと。

返済額を少しでも減らすには金利は極力低く抑えたい。これこそがお金を借りた側の当たり前の態度なのではないでしょうか?

それをしないことの意味は、借金を踏み倒す気満々。そうとしか言いようがないのが現在の状況です。

こんなあまりに無残な惨状を前に、政治家も官僚も一般国民も。誰一人文句を言わないし、疑問すらも覚えない。

"WBCだ!大谷だ!サムライジャパンは優勝だ!"

国民の関心はといえば、そんなことばかりに誘導され続けている。

「欲しがりません、完済するすまでは!」

かつてアジアの奇跡!とまでいわれた、戦後復興期の日本人のようなマインドで昼夜を惜しまず懸命に働き、世界の人々にとって役立つ商品やサービス。

アメリカ国民は一体となって、こうした生産活動に励んで然るべきはずのもの。

にも関わらず、燃費の悪いアメリカ車でガソリンをバラ撒き、国民はブクブクと太り続けている。

マイカーを禁止して、日本のラッシュアワーをお手本に公共交通機関を最大限利用した上での勤労生活。

それに勤しんでこそ分相応な借金大国といえるのではなかろうか?

兵器やワクチン、遺伝子組み換え食品などいった有害でイラナイ。

 

そんなものばかりを作り続け、イヤがる私たちにムリヤリ押し付けようとする。

そして地上の富をその手に収めようと世界各地で紛争を煽り、仕掛け、それでいて自分たちの国民は傷つかないようにと最大限の配慮を行う。

戦後一貫、余計な手出しばかりを繰り返してきたのが私たちの宗主国の姿だったのではなかったか?

さらには日本人の富を奪うだけではコト足らず、今度は台湾で紛争を演出し、中国と日本とを戦わせようと画策している。

 

命までをも

「差し出せ!」

こんなことを真顔で言ってきている・・・。

この悪しき構造に多くの日本人が気づく時ではないかと思うのですが、いかがでしょう?

 

 

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