サラサラヘアーの真相は?髪の自然からヒモ解く・ナチュラル美容推進考 | 医者ギライ・クスリギライのための1日10分!医食同源・自然食実践ブログ

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風になびく、

「サラサラヘアー」

テレビCMなどでも、お馴染みのものと言えますよね。

ボリューミーでふんわりとした髪の毛が、春の小川のようにサラサラしている。

私たちはこうした髪の毛をして

“美しい髪”

だと思っているのです。

でも、ウチの猫の毛を触ってみても分かるのですが、自然の猫の毛はどことなくしっとりとしている。

そして猫毛を寄せて集めてみると、お互いに密着しやすいことが分かる。決してサラサラになることなどはない。

こうしたことに気づくのです。

サラサラヘアーとしっとりヘアー。その違いはどこにあるのか?それを調べてみると、

「皮脂」

の存在が浮かび上がってくる。

 

サラサラとしっとりとを分ける決め手は皮脂。こういうことになるのです。

 




■湿潤と乾燥
自然でムリのない髪の毛の状態。

 

それは皮脂に包まれ、皮脂に覆われている姿であるといえるのでしょう。

 

皮脂に含まれるアブラ分が一本一本の髪の毛を優しく

 

「コーテイング」

 

ワザワザ整髪料を使う必要などは一切なく、まとまりやすくてセットもカンタン。そして皮脂に覆われた髪に太陽の光が当たることで、ツヤツヤと光り輝く。

昔の美人の条件は、“カラスの濡れ羽色”と言われていましたが、それを保つ目的で、髪を櫛で梳く。

さらには椿油などを用いて、皮脂をあえて増量させようとする。こうしたモノだったといえるのです。

天使の輪のキューテイクルの本来の姿は、髪に充分な皮脂が供給されていて、覆われている状態になるのです。

でも今の私たちのあり方は、この皮脂を徹底的に

“敵視!”

しています。シャンプーなどの強力な洗浄力で皮脂を根こそぎ洗い流してしまう。

その結果、でき上るのがサラサラヘアー。『シャンプーをやめると髪が増える』(角川書店)の中で著者の宇津木龍一医師は、サラサラヘアーとは

「皮脂が奪われて乾燥し、カサカサに干からびた状態です」

このように指摘し、過剰なまでのシャンプー信仰に対して警告を発し続けているのです。

 

 

■熱変性・・・
シャンプーで皮脂を洗い流すと、キューテイクルはあちこちで剥がれ落ちてしまいます。

それを人工的に塗装する目的で、トリートメントが使われている。それにより、乾燥した髪を艶やかに見せかけようとするのです。

前出の宇津木氏は

「皮脂という整髪料を失った髪は、互いに寄り添うことなく、そよ風にもふわふわとなびきます」

さらにそこにドライヤーの熱が加えられると、髪の毛を構成するタンパク質が変性してしまう。

一般的なドライヤーの温度は100~120℃といわれていますが、毛髪の主成分であるタンパク質のケラチン。ケラチンは

“60℃以上”

の熱で変性してしまうことが言われているのです。

シャンプーをなるべく使わないこと。使うのなら、髪を洗う間隔をできるだけ長く空けること。


そしてドライヤーは一か所に長時間当てるのではなく、温風と冷風とを交互に使い分けること。

そして温風を当てる際には必ず15センチ以上は、離して使うこと。

宇津木氏は、ドライヤーをどうしても使うのなら、

「5分以内」
 

がリミット。このように注意を促しているのです。

当たり前にやっていることが、体にとっての大きな負担になってしまう。お互いに注意をし、気をつけたいものですね。

 

 

■参考文献

 

無肥料無農薬米・自然栽培と天然菌の味噌・発酵食品の通販&店舗リスト

 

 

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