甥っ子が住む
神奈川県川崎市に少し前に行ってきたのですが・・・、
部屋の中を見ると、あまりの惨状に
“絶句!”
窓は締め切られ、カーテンで日光は遮られ、床にはゴミがそこかしこに散乱。
築400年以上の自然住宅、旧家に住んでいる私から見れば、住宅に使われる接着剤のニオイに血の気が引いてしまった次第です。
まあ大学2年生、若干18歳の若者なので、同世代の男の子の標準からしてみれば、
「こんなものか・・・」
そう自分を落ち着けて、口から小言が溢れ出そうになるのを必死に忍耐。
相手が必要を感じていない時のアドバイスなどはすべて無効。タダのうるさいオッサンと思われ、ひたすらキラワレてしまうのがオチというもの。
人体は毒に囲まれたところで秀逸な無害化システムが備わっているわけだし、苦しい病気の症状が教えてくれることだってたくさんあるというもの。
カンタンにあの世に行くことなどはできるようなものではなく、私たちはタフに作られているはずのもの。
だからココは無言で窓という窓を全部開けるといった強硬手段に打って出て、うるさいことは最後までひとことも言わずに帰ってきた次第です。
当然ながらキッチン周り、冷蔵庫の中のチェックも行ってきたのですが、これまたムゴイの一言。
私が決して口にしないカップラーメンがそこかしこに置かれており、コンビニ弁当やそのおにぎり、さらにはレトルト系のパック類。
そして人工の化学物質100%といっても良いような各種飲料。
これじゃあ、先行きに色んなトラブルが待っているのだろうな。率直にそう思った次第です。
中でも気になるのは何といっても
“電子レンジ”
もはや暮らしに欠かせない必需品になっているのでしょうが、このブログでご縁を頂いた読者のアナタには、決して電子レンジを
「使ってほしくない!」
私としては、心からそのように思っているのです。
最近は自然食業界においても、“レンジでチン!”系の商材が溢れ返っているのが相場なのですが、業界OBとしてはコチラの惨状も実に
“嘆かわしい”
思いで眺めているのです。
そこで今回は、「反自然物」について考えてみることで、
医者を遠ざけ、クスリを拒む。
そんな生き方のヒントについて述べてみます。
■遺伝子ワクチンとレンジ
電子レンジという言葉は私たちの暮らしにすっかり定着しているのですが・・・、
私はこの言葉を常々決して、
「使わない!」
ように意識しております。
なぜならこのレンジはそもそも軍事用に開発された兵器の一種で、最初の電子レンジの名前はそのものズバリ!の
『レーダーレンジ』
軍事技術の延長として開発された履歴がよく分かる。そんなネーミングで販売されたのが経緯になります。
だから自分が電子レンジを呼ぶときは、“レーダーレンジ!”と呼んでいる。
そのことで一人でも多くの人の心に疑問や波紋を生じさせたい。この思いから日々自分を躾けているというわけです。
それはさておき、レーダーレンジの危険性は、本当に数え上げたら
“キリがない!”
このようにいえると思います。最近は遺伝子ワクチンの危険性ばかりがネット上を埋め尽くしているのですが、レーダーレンジだってそれに負けないほどの問題点が潜んでいる。
なるべく自然でムリのない毎日を送っていきたい私たちは、遺伝子ワクチンもレーダーレンジも、どちらも決して使ってはならない。このように思っている次第です。
レーダーレンジの問題点を復習を兼ねて、ざっくばらんに挙げておくと・・・、
・レーダーレンジで温めた水を植物に与えると数日で枯れてしまう
・レーダーレンジで温めた水を穀物種子に与えても発芽することがない
・レーダーレンジは特に根菜類の中に強力な活性酸素を生み出してしまう
・ラップやプラなどの包装類から有害物質が溶け出し、中の食材を汚染してしまう
・レーダーレンジの残留電磁波が体内に滞積し、脳と神経中枢に悪影響を及ぼしてしまう
・レーダーレンジの電磁波により『放射線分解化合物』といわれる核融合物質が産出されていく
ザッとではありますが、このようなリスクが潜んでいることが言われているのです。
もちろん、電子レンジは安全!こういう声もたくさんあるので、使う・使わないはそれぞれの判断になるかと思いますが、少なくともこうしたリスクがあることを知った上で
「使うなら使うこと」
知らないで日々使ってしまうことは、あまりにキケンな行為ではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
■大切な栄養が・・・
電子レンジとは、食べものの分子に
「アクロバティック」
な動きを与えるものと解説されます。水の分子の性質を利用し、向きを
“反転”
させたり、
「逆転」
させたりすることで、1秒間に24億5千万回ともいわれる超高速の振動を加えていく。分子同士の摩擦を生じさせるといった仕組みになっているのです。
その摩擦熱の働きにより、素早い温めや解凍が可能になる。つまりレーダーレンジを使うとは、自然界では起こり得ない動きや振動を食材に
“加えること”
このことを意味しているのです。
自然界には『作用反作用』の法則があることが知られています。
自然に対して反自然な作用を強いれば、当然の帰結として好ましくない反作用が生じてしまう。
以前もお伝えしましたが、レーダーレンジは食材に含まれる旨み成分の
「アミノ酸」
に対しても、反自然極まりない。そんな結果をもたらしてしまうのです。
昨日、美味しかったおかずを電子レンジで温める。するとどういうわけだか、
“味が違う”
と感じてしまう。つまるところ、美味しくない。こうした経験があるのではないでしょうか?
自然食レストランにおいても、電子レンジを使っているところがかなりあると思われますが、そういうお店は正直言って
「マズイ店」
これは食材の中のアミノ酸の構造が電子レンジによって変化してしまうことが理由と説明されるのです。
食べものの美味しさを決定づける成分はアミノ酸になります。化学調味料が“うま味調味料”と言われる由縁は、アミノ酸を化学的に操作し、培養しているから。
化学調味料を使えば、劣悪で味も風味もないような食材に、濃厚な旨味成分をを付け足すことができてしまう。
化学調味料が『魔法の白い粉』といわれる由縁は、こういうことになるのです。
そんなアミノ酸も電子レンジを使ってしまえば、たちまち変性してしまう。アミノ酸には
「L型」と「D型」
の2種類があるのですが、自然な食べものには「L型」のアミノ酸が含まれていますが、レーダーレンジを使うとそれが全て
「D型」
へと変化してしまいます。
「L型」には旨み成分がありますが、「D型」にはそれがない。つまりアミノ酸が変化することによって食材の旨みが喪われてしまう。このように解説されるのです。
そして単にマズくなるだけに留まらず、D型に変化したアミノ酸は体の中では
“異物”
と判断されてしまう。人体ではL型のアミノ酸は消化吸収されていき、タンパク質合成が行われていくのですが、D型のアミノ酸は体内には全く存在しない物質。
つまりは反自然な異物に変換されてしまう。こういう結果になってしまうのです。
人体は異物の侵入に対しては、「活性酸素」を撒き散らすことで対抗するのですが、問題となるのはその
「過剰」
活性酸素が過剰になれば、正常な細胞にまで攻撃を加えてしまう。これが細胞のガン化を促す結果になると医学においては説明されるのです。
レーダーレンジを使うと白血球の数が増えるといわれる理由は、異物と活性酸素との関係で説明されるというわけです。
無農薬のお米や野菜、無添加の食材、抗生物質や成長ホルモン剤を使っていない肉や魚。
それらの食材も電子レンジを使うばかりに、意味のないものへと変化してしまう。電子レンジは、自然で安全、そして割高で高額な食材群を最悪の毒物、発ガン性物質へと変貌させるに至ってしまう。
このようなリスクを孕んだものといわねばならないのです。
自然食レストランで食事を楽しむ際も、事前に
「レーダーレンジを使っていますか?」
このように電話などで問い合わせておくと良いでしょう。
街歩き中に自然食を標榜するお店を見つけたら、必ず上記の質問をしてみると良いかと思うのですが、いかがでしょうか?
■解凍手段はコレ!
レーダーレンジは確かに便利なものではありますが、食の安全に対するあなたの努力も投資も、全て無に
「帰してしまう」
こうしたリスクがあることも知っておく必要を感じています。冷凍品は可能な限り、
“自然解凍”
を行うこと。これが基本中の基本になると思います。
どうしても使いたい場合はスチームレンジなども売っていますので、これに変えた方が良いのではないかと思います。
スチームレンジも色々ありますが、中には電子レンジ機能と併用させているようなものもあります。
なかなか購入判断が難しい面もあるのですが、以下に紹介する商品は正真正銘の
「スチームオーブンレンジ」
になります。お値段は張ることになりますが、自然解凍がどうしても難しいのならチェックしてみてはと思います。
再三お伝えしていますが、自然に対してスピードを求めれば、犠牲になるのは常に
“味と安全性”
になります。
そして電子レンジを使うことを前提にした商品を扱う自然食業者、及び関係者には 猛省を求めたいところです。
■参考文献
■無肥料無農薬ササニシキ・自然栽培と天然菌の味噌・発酵食品の通販&店舗リスト
■自然食業界キャリア15年のOBが綴る