「ワクチン!治療薬!人工呼吸器!」
日々、こうした話題がテレビやネット上には溢れています。
待望のワクチン接種が世界各地で開始され、日本もいよいよ秒読み段階!
そんな感じで、ワクチンへの期待感が高まっているように思うのです。
でも、これにはどうにも
“違和感”
が拭えません。
違和感の正体が何かといえば、『主と従の逆転』。
重視するべきものとサブ的なものとの位置関係。
それが完全に入れ替わってしまっている。この点に大いなる違和感を覚えてしまうのです。
コロナ騒動が始まってから1年が経過しようとしています。
でもこの間、一貫して無視され続けてきたのが
「自然治癒力や生活環境の自然」
この点だけは終始、触れられることがないまま進んできたように思います。
普段の生活のあり方については、ほとんど何も注意喚起が為されていない。
ワクチンや治療薬、医療機器。そして検査!検査!
そんなことばかりが声高に叫ばれ続けている。
それはこの騒動の真の狙いがどこにあるのか?このことを雄弁に物語っていると思うのです。
こういう時だからこそ、体の力を落としてしまうような反自然食は
「控えましょう!」
今はとにかく、皮膚や肺の中の常在菌たちを消毒薬から
“守りましょう!”
なるべく太陽の下に出て、自然の力を全身に
「チャージしましょう!」
こうした話には一向にならない。そしてこの先もおそらく無視され続けたまま。
治す主体はいつだって医者やクスリ。
ココに主と従の逆転現象を思ってしまうのです。
病気を治す主体はあくまで私たち自身に備わった
『自然治癒力』
なのではなかろうか?
この力を最大化させていくための方策については一切、何も触れられない。
枝葉に過ぎないはずのワクチンや治療薬ばかりが盛んに宣伝され続けているのです。
■衝撃の告発!
以前も触れたことですが・・・、
2014年に日本薬剤師会の現役の会長が、すべての薬は毒だから
「飲んでも治らない」
このような衝撃の告発を行いました。
日本薬剤師会といえば、日本医師会、日本歯科医師会と合わせて“三師会”と呼ばれる、いわば売薬業の『総本山』。
全国9万7000人の薬剤師たちが加盟する業界団体。
その団体のトップが衝撃的な内容の発言をするに至ったのです。
激白のタイトルは、
『日本薬剤師会会長が決意の告白 患者よ、クスリを捨てなさい』
というもの。
内容は戦前・戦後の医療とクスリの歩みを総括し、医療の根深い問題点を浮き彫りにしたもの。
発表当時、静かな話題となったのです。
要点を抜粋しておくと、
・クスリは化学合成薬で人体には異物で毒
・よく効くクスリほど副作用のリスクが高い
・いまの高齢者は不要なクスリを飲み過ぎている
・クスリは病気を抑えるだけで根本治癒には至らない
・安易に飲み続けると、肝心な時に効かなくなってしまう
・2011年度薬局調剤医療費は65歳未満3万円、65歳以上は12万円
そして、
「クスリへの正しい知識を身につけ、意識を変える必要がある」
このように解説し、指摘したのです。
退任間際になってからの告発だったのですが、良心の呵責に耐えられなかったのかもしれません。
ともあれ、クスリ業界の総本山のトップがそう言うのだから、私たちは真摯に耳を傾けなくてはなりません。
コロナに騒ぐこの時期だからこそ、意識の転換を図っていく。
この必要に迫られていると思うのです。
■医師の本音は?
日経メディカルOnlineと日経バイオテクが2020年11月20日~12月2日の間に、
医師と製薬バイオ業界関係者
『約7000人』
を対象に行ったアンケートの調査結果があります。
あなたは早期のコロナワクチンの接種を
「受けたいと思いますか?」
と尋ねてみたところ、
・受けたいと答えた医師は35%
・受けたくないと答えた医師は30%
分からないとの回答が35%
このような結果になったそうです。
記事では、65%の医師が早期のワクチン接種には後ろ向き。このように解説されているのです。
受けたくないと答えた理由については、「安全性の確認が不十分」が全体の7割。
次に多かったのは、「有効性が検証されていない」。
有害事象が怖い、安全性が確認されるまで様子を見たい、こうした声が多かったそうです。
早期のワクチン接種を望むと答えた声の中には、
「受けないと社会的制裁を受けそうだから」
「気が進まないけど色々いわれそうだから」
「受けずに感染したら責任が問われるから」
このような消極的な理由が載せられているのです。
■表も裏も・・・
製薬・バイオ関係者の方の結果はどうだったかというと、
『受けたい:28%/受けたくない:64%/分からない:8%』
となり、7割強が不安を感じていると記事では述べられています。
受けたくない理由は医師の場合と同じですが、他に私が気になった意見としては、
「あまりに拙速」
「安全確認には少なくとも1、2年かかる」
「急に何種類も開発できてきたのは不自然」
「体内の細胞にランダムに入り込むので恐ろしい」
このような意見が印象に残りました。
製薬関係者の方が危険性に対して、より警戒心が強いことが分かります。
それは同業者ならではのことで、同じ業界だからこそ表も裏も全部が見えてしまいやすい
それが理由なのかもしれません。
“モチは餅屋”なんて言いますが、製薬従事者自身がこのように述べている。
それはこのワクチンの正体が何であるか?を雄弁に物語っているといえるのではないでしょうか。
打つ・打たないはあくまで個人の自由の範疇になりますが、ワクチン開発業者も医者たちも決してボランティアでやっているわけではない。
営利が目的であることだけは忘れてはならないと思います。
テレビを中心にワクチン!五輪開催のためにもワクチン!
そう盛んに宣伝していますが、私たちはこうした声に決して惑わされてはならないと思うのですが、あなたはいかが思われるでしょうか?
最後に、アメリカの医者たちの教科書といわれる『ドクターズルール425・医師の心得集』の中の言葉を紹介して終わりたいと思います。
「薬の数が増えれば、副作用はネズミ算式に増える」
「高齢者のほとんどは、薬を中止すると体調が良くなる」
「効果があるかどうか疑問に思った薬は恐らく無効である」
「4種類以上の薬を飲んでいる患者は、医学知識の及ばない危険な状態にいる」
「できればすべての薬の使用をやめよ。それが困難なら、できるだけ多くやめよ」
そして、
「あなたが診ようが診まいが、ほとんどの外来患者の病気は治るものである」
■参考文献
・『新型コロナワクチン、早く打ちたい医師や業界関係者はどの程度いる』
・『日本薬剤師会会長が決意の告白 患者よ、クスリを捨てなさい』
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