誘惑に負けない!秋の夜長対策・美容と健康実現は歴史と伝統に学ぶべし! | 医者ギライ・クスリギライのための1日10分!医食同源・自然食実践ブログ

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「寝る子は育つ」


昔からよくいわれる事がらです。

よく眠るとは、よく

 

“生きること”

 

睡眠不足は健康にもお肌にも

 

「大敵」

 

になりますよね。

あなたはどのくらいの睡眠をとるよう心がけていますか?


“不規則になりがち”
“寝てられない時もあるしなぁ”
“常に良い睡眠を心がけるているよ”



きっと人それぞれさまざまではないでしょうか?

普段から忙しい私たち。

 

とかく眠ることはとかく

 

「怠惰だ!」

 

なんて決めつけられてしまいがち。

でも、


人生の3分の1は睡眠なワケだから、眠りについてもきちんとした知識を

 

“備えておきたいもの”


睡眠と健康との関係とはどんなものになのか?

 

 

そこで今回は、「睡眠」について考えることで

医者を遠ざけ、クスリを拒む。

 

そんな生き方のヒントについて述べてみます。





■健康な睡眠とは?
「睡眠時間と死亡率」

 

との関係を調べたデータがあります。
 

『夜ふかしの脳科学』(中公新書ラクレ刊 神山 潤 著)によると……、

死亡率が最も低いのは

 

“約7時間”

 

の人。

 

4時間以下の場合は、男性で1.62倍・女性で1.6倍

 

10時間以上の人でも男性で1.73倍・女性で1.92倍

 

この割合で7時間の人よりも

 

死亡率が

 

「高まる」

 

といった報告です。

理想の睡眠時間は7時間。

 

それより、

 

“長くても短くても”

 

死亡率は高くなるというわけです。

特に睡眠不足は問題で、それが続けば続くほど

 

老化が

 

「促進」

 

されていく。

 

さらには

 

“肥満状態”

 

になりやすくなる。

そして

 

「脳血管障害、ガン、心筋梗塞、糖尿病」

 

などいった生活習慣病のリスクが増していく。

このように指摘されているのです。


■新旧交代!
もちろん睡眠だけに原因を求めることは

 

できないのでしょう。

衣食住、医を含めた生活環境、心の持ち方だって大きな影響があるわけですから。

でも、

睡眠が健康に大きな影響を与えることも動かしがたい

 

「事実」

 

食材や住居にどれだけお金を投資しても、十分な睡眠が取れないようなら

 

あまり

 

“意味がない”

 

そうしたことにもなりかねないわけなのです。
 

ココで重要となるのは体の

 

「代謝時間」

 

代謝をカンタンにいえば、古いものが新しいものへと

 

“入れ替わる”

 

ことを意味するもの。

「細胞の新陳代謝」

は健康で健全な生活に

 

“欠かせない”

このように指摘されるのです。

人の代謝が活発化するのは

 

「22:00~2:00」

 

までの間とする説があります。

 

お菓子のグリコのマークに似ていることから、

 

「グリコ時間」

 

なんて言われたりもします。

そしてこの時間帯に眠ることが健康面と美容面、

 

その両面にわたって、

 

“大切!”

 

になるといわれているのです。





■3つのポイントは?
『人体常在菌のはなし』(青木 皐 著 集英社新書刊)によれば、

 

次の3つのポイントが記されています。


「肌の新陳代謝に必要となる成長ホルモンは午後10:00~2:00までの間活発に分泌される。この間、深い睡眠をとっていないと、新陳代謝がスムーズに行われなくなり、肌の水分も保たれず、肌荒れを起こしやすい」

 

「睡眠不足が続くと体力温存のため、血液が皮膚に行くのが後回しになり、皮膚の栄養分が足りなくなる。肌の機能が低下し、くすみ、肌荒れが起こりやすくなる」

「浅い眠りが続き熟睡できていない場合、緊張状態が続くことになる。ストレスを受けたときと同じように、男性ホルモンが増加、さらに皮脂腺が刺激され皮脂量が急激に増え、アクネ菌が活動、ニキビの原因となる」



充分な睡眠に加えて、食生活や運動の重要性も強調されているのです。

これからは秋の夜長を

 

“満喫する!”

 

そんな季節になりますが、やっぱり夜更かしは

 

「要注意」

 

こういうことになりますね。


■美と健康と伝統と
以前もこのブログで紹介しましたが、

日本には

 

「浄暗」

 

といわれるコンセプトがあります。

それは闇はケガレを祓い、清めるための、

 

“神々の時間帯”

 

こうしたことを意味するものです。

 

神様の時間なのだから、人は夜に

「動いてはならない」

 

神がケガレを祓う間は、人は

 

“休むように!”

 

このように信じられてきた伝統があるのです。

かつて壇ノ浦の合戦で平家を滅ぼした源義経は

 

「三種の神器」

 

を奪って、花の都に凱旋!

こうした運びになりました(正確には2種類ですが・・・)。

 

史上空前の華々しい戦果を収めた義経は、

 

都への凱旋を

 

“闇の中”

 

で行わなければならかった次第です。

それは神の道具である「三種の神器」を

 

「持っていたから」

 

神さまの移動時間は夜でなければ

 

“ならない!”

こうした理由があったのです。

史上類例のないまでの戦果を挙げたにも関わらず、

 

深夜に

 

「コッソリ」

 

凱旋した義経の心境はいかばかりか?

昼の時間に戻れば、詰めかけた京都の民衆から

 

“拍手喝采”

 

で迎えられたはずなのに・・・。

 

このことも義経のその後に、暗雲を及ぼしたのではないかと思われます。

 

それはさておき、浄暗をどう考えるかは別にしても、

 

「早く眠る」

 

このことにどうやら損ははなさそうですね。

夜ふかしを回避して、7時間を目指してよく眠ること。

 

医者を遠ざけ、クスリを拒む生き方に必要な事がらは

 

常に

 

“シンプル!”

 

こんなことがいえそうです。

 

今回は「睡眠」から美容と健康について考えてみました。

 

 

■参考文献

 

 

 

自然食業界キャリア15年のOBが綴る

無投薬・無医療の生き方マガジン!

 

 

 

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