先日、
ある自然農法家さんが仰っていました。
「自力は傲慢、他力は感謝」
良い言葉だなと思ったのですが、
本当に
自分でも何でもするという事は、本当に傲慢なのだろうか?
他人に頼らず自分で何でもするということは
ある程度学びという目的ならば良いとは思うのです。
しかし、
相手よりも自分の方が仕事が速いからとか
仕事の精度も自分の方が信用できるからと理由ならば、
最終的には自分ができる仕事の幅に限界がくると思います。
そして、
その考え方は、「傲慢」ですよね・・・
自然農法家の
「自力は傲慢、他力は感謝」 という言葉を聞いて思い出しました。
私は、
太平洋に浮かぶミクロネシア連邦国のポンペイ島という島で
自然保護活動をしていました。
10年以上前の私は、それは、それは幼く
日本から来た私の方がポンペイ人よりも優秀だと思っていました。。
日本から来た私は、教えるという立場でしたので
妙なプライドというか、意地というか、あったわけです。
村での活動でしたので
ポンペイ人の家にホームステイをして一緒に生活を始めたのですが、
私、生活していて気付きました。
私、何もできないのです・・・・・・・
魚を素潜りで獲れない・・・
木に登ってフルーツやヤシの実を獲ることができない・・・
木を切り倒して、そこから家を作ることができない・・・
上手に火をおこすことができない・・・
豚をナタで刺して、豚を解体することができない・・・
自分の無力感をこれほど味わったことなかったと思います。
自分が優秀なんて思い込みがあまりにちっぽけで恥ずかしくなりました。
半年も経たないうちに
鼻の高かった日本人の鼻はポキッと折られ、
村人たちに間違いなく生かされている私は、
周りの村人たちにいつも感謝していました。
15歳の若い子でもすごいです!
草を何種類も集めて、もくもくと潰しているので
何をしているの?と聞きました。
そしたら
「切り傷に効く薬をつくってるんだよ!」と。
それ、僕できない・・・・
年齢なんて関係なしです。
みんな人ぞれぞれ培ってきた能力があるから
若いからとか関係ない!
みんな何かしらの意味がありその場に居ます。
周りの人の能力を認めて、周りの人に感謝して生きる方が
楽しいし、スムーズにいくような気がします。

