中庸塾剣道教室

中庸塾剣道教室

日本武道館武道学園 講師 太田忠徳範士八段を仰ぎ、2006年(平成18年)中庸(ちゅうよう)塾を開塾。34才から剣道を始め、30年で教士7段を取得。中庸塾新聞社主幹。
表千家茶道を習う。弓道三段、趣味はDIY、樹木剪定、
バイク、本業は彫刻および木目込み人形製造業です。

柄短竹刀について

竹刀の柄の長さは右手で鍔元を握り、右肘を直角に曲げた状態で

柄頭が肘の内側あるいは外側にくる程度の長さが適当である。

とあります。(剣道指導要領 p37)

では竹刀の鍔に右手人差し指の届かないひとはどうすればよいので

しょうか?

竹刀の柄皮を外し裏皮に返しカット、糸通し穴をあけタコ糸で結びます。

竹刀は柄側または剣先側あるいは両サイドをバランス良く適度に

カットします。結果、竹刀の柄を30cm程度に詰めるというものです。

現在は柄の短い竹刀(所謂・柄短竹刀)は剣道具店でレギュラーとして

販売されています。

柄短竹刀のメリットは左右の拳(こぶし)が前より近くなり支点あるいは

力点さらに作用点も良くなるということです。

特に「面抜き胴」の技の操作には抜群の働きです。

何故かといえば、もともと面抜き胴の技は、左小手(左拳)を右小手(右拳)

に詰めて(付けて)打つという指導がされているからです。

竹刀は日本刀という考え方からいうと、日本刀を握る左右の拳はさらに近い

ですね。

明治兜割りの演武では左右の拳を付けて振り下ろしたそうです。

弘法(弘法大師)は筆を選ばずといわれていますが、実際には書体によっては

筆を選んだことが分かっています。

筆を使い分け、質のいい筆を選び、用途によって筆を選んでいたそうです。

弘法も筆の誤りとなる前に、自分の筆(竹刀)を使い分けたいものです。