年始にNHKでやっていた映画。
何気なく見た。
目も見えず、耳も聞こえない。
東大教授の福島智さん。
その方の人生を描いた作品でした。
その後、気になって、本を読みました。
その中で、北方謙三さんと対談した時の事が
書かれていた。
(福島智さんは、北方さんのファン)
本の内容は、とても素敵だったけれども、
「先生の言葉は鼓動ですね」という言葉が
私の中でとても強く残った。
他者を感じる、ということ。
コミュニケーション、という行為。
生きるために、人が必要なこと。
大切なことを
淡々と人生の中で感じ、伝えていて、
生きるヒント、を授けられた気がした。
福島さん自身、病気にも苦しんできて、
代替療法を試されたようですが、
ただ、治る、治す、という事を超えた人生感が
素晴らしく、おススメの本でした。