いやー人物が複雑に絡み合って、

伏線がすごすぎる!!


東野先生のミステリー、

久しぶりにのめり込んでしまった


この話は、子供を殺された親、

殺人犯の子供の家庭が、

複雑に絡み合って構成されている。


そして、その関係性の中で、

愛するが故の隠蔽だったり、

環境だったり、

それぞれの心が偶発的に絡み合って

事件となっていく…


死刑制度にも言及されていて、

考えさせられる作品である。


刑務所で更生はできるのか?

罪の意識は?など。

再犯率もそんなに低くない事実など。


本の中で、犯人が

死刑宣告されても、

罪の意識というより、オレの運命そうかなぁー、

最期も決めてくれるんならいいや、というような

記述があり、これが現実なら…と思うと

なんとも言えない感情がわく。


最近話題の強盗殺人。

カネチカさんの本も興味ある。

犯罪を犯す、

そうなってしまう状況と環境が

綴られているという。

今度読もうと、図書館に予約した