【100日ブログ ☆ 第4期 ☆ 30日目】
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一年前の昨日は、
膠原病の診察日だった。
血液データを見た先生に、
開口一番、
「今日から入院しようか?」と
さらっと言われ、
何を言われているのか、はじめ
わからなかった事を思い出す。
ウロタエ、驚愕、動揺・・・・
いろんな感情があったと思うが・・・・
最近、旦那とこんな会話した。
私 : 7月、去年は入院してたね・・・
彼 : あぁ、そうか、あれ、去年か~
私 :うん、一年たった。
彼 :お姉さん、毎日来てくれたね・・・
そう言われて、
毎日会社帰りで、大変だろうに、
いいの、いいのと言って、
姉が日参してくれたことを思い出した。
私も大変だから、いいのに~、と言いながら、
毎晩、姉とおしゃべりするのが
嬉しくて。
入院中の素敵な思い出だ。
彼に言われるまで、
忘れていた。
そして、思い出して、
去年も「ありがたいね」と彼には
言われていて、
私もそうだな、とは思っていたけれども。
一年たって、
自分の感じ方や
愛情の受け取り方が
ものすごく変化したようだ。
「あぁ、そうだった。
毎日毎日足を運んでくれたんだ」
その事が
どんなに有難くて、
愛情に満ちていて。
それを一年たって、
ものすごく感じられて、
泣いてしまった。
彼に言われるまで、
思い出さなかった自分にも
ちょっと罪悪感でもないけれども、
ちくっと心に針がさして。
でも、ありがとう、の涙が
そのチクッを溶かしてくれた気がする。
入院中の
去年のメモが残っていた。
克服してやる!と書きなぐったメモ。
今ももちろん、完治はしたい。
薬もさよならしたい。
でも。
随分と何かが変わった自分がいる。
一年前。
たった一年前の事なんだ。
足をひきずり、
眩暈におびえ、
薬におびえ。
恐怖でいっぱいで、
入院中の病室がいやで。
ふらっと抜け出して、
先生に怒られたっけ。
良い思い出だった、なんて言えない。
まだまだ続行中だから。
でも、ここまで
生きている、という感覚があって、
毎日、問題なく穏やかに過ごせているのは、
私だけの力ではなくて、
沢山の人の愛情と
努力と祈りが注がれているからだろう。
10日に退院して、
馴染みの珈琲屋によったらしい。
おうち嬉しい!とメモに綴ってあった。
一年前の今日、
忘れてはいけない出来事。
ありがとう、お姉ちゃん
ありがとう、愛する旦那様
ありがとう、全ての私に注がれている愛情