北九州旅行-⑨宇佐神宮
宇佐市観光協会でもらった神仏習合の里散策マップ参拝順路を説明してくださったのは、白人の女性職員流暢な日本語と博識なのに、またびっくり「時間があったら、ここもいいですよ。」と教えてもらったところも、できるだけ訪れました。うっそうとした木々の中を進んでいきましたが反対側は池なので、気持ちはすがすがしいです。八幡大神ご顕現の聖地欽明天皇32年(571)八幡大神がこの御霊水のあたりではっきりと姿を現されました。井戸は三つあります。向こうに見えるのは影向石(ようごういし)八幡大神が天翔けられた時の神馬の馬蹄の跡が残されているそうです。来た道を帰ります。手水舎の水盤は日本一山口県の徳山みかげ、重さは24t、国産御影石では我国最大とありました。神仏習合はじまりの地このポスターは本当に素晴らしいですね。御神木登るのもやけれど、降りるのはもっと怖いわ。信仰心があればできるのかも・・・この日は天皇誕生日神職が本殿に入られたあと、雅楽が奏でられ儀式が行われました。職員の方が、門の外からですが「近くによっていいですよ。」と言ってくださったので、天長祭をまじかからそんなに長くない儀式でした。今秋のこちらはすごいでしょうね。全国八幡総本宮宇佐神宮 御鎮座1300年西大門は修復中でした。屋根の檜皮葺も出来立てかな?端々もきりっとして、美しいです。下宮に参拝しました。同じ御祭神を祀っていますが「上宮」は国家の神「下宮」は民衆の神200mほど下り道だし、気持ちのいいお散歩です。下宮は農業と関係が深く古くは神に捧げる食事を調理する御炊殿(みけでん)。兆竹(さましだけ)往古、神事や豊穣、国家の大事に亀甲を焼いて神意の卜占を行っていました。その際、下宮境内の竹を用いて熱した亀甲を冷ましたそうです。弥勒寺跡738年に建立された神仏習合文化発祥の壮大な寺の跡国東半島の六郷満山文化に大きな影響を与えたそうです。こちらにあった薬師如来坐像(重文)は近くの大善寺に安置されています。こんなところは、地元のガイドさんの話が聞きたいわ~私の好奇心というか、見てみたい経験したいと思う世界は街歩きガイドをして確実に広がりました。皆のおかげなんだけれど、「大阪あそ歩」に感謝しています。佛大のレポート提出も、頑張らねば呉橋(くれはし)かつては弥勒寺の仁王門へと続く橋でした。社殿同様の檜皮葺で唐破風の屋根に覆われ10年に一度の勅使祭の時だけ扉が開かれます。今年の秋にはここを勅使が通られるのかな。今日もお越しいただいて、有難うございました。