ここのところの感染者数報道に、昨日は暗い空に雨、強風やら雷、竜巻情報
今日もはだ寒いし、結構な風ですね。
憂鬱になってもラチあかんので、ベランダの掃除をしたら今日は温かくして籠りましょう。
ブログに書きたいと思いながら書けていないのがいくつかあるので、お籠りの間にまとめてみます。
4月に書きかけたものから
3月に申し込んでいた木津川水門の見学に行ってきました。
随分前から行きたかったとこだし、この日はお天気よかったし、屋上から小一時間の見学なので
行ってきました。
大阪の街を高潮から守っている大きなアーチ型の防潮水門が3つあります。
日本でアーチ型水門ってこれらだけなんですって。
最寄り駅の木津川駅までは汐見橋線に乗っていきました。
私は1時間に2本、2両編成のこの電車好きなんです。
汐見橋駅スタートです。
朝夕は通学生でにぎわいますが、昼間は空いています。
立っていた方も次の芦原橋駅で降りられたので、一車両に一人ずつとなりました。
3分間乗車、2駅目の木津川駅、鉄道ファンからは「大都会の中の秘境駅」と人気だそうですが
かつては材木などの貨物を扱う駅としてにぎわいました。
今は1日の乗降者数が百数十人の無人駅でガラ~ン、シ~ンとしています。
降りたのは私だけ、駅の裏側を通って踏切を渡り道路へ出ました。
43号線へ出て
阪神高速西大阪線の橋梁下に造られた歩行者と自転車の専用通路にのぼって
てくてくと西へ歩きます。
二人ほど自転車の人とすれ違いましたが、ひと気がないので結構緊張しますね。
木津川橋から水門が見えてきました。
なぜか水が見えるとホッとします。
10数分で治水事務所に到着
屋上へご案内いただき、『防潮水門』という詳しく書かれたパンフレットを頂きました。
水門計画のあらまし
いつ、どんな計画で、どういうもんができたのか
大阪湾側の三つの水門と毛馬排水機場との連携
津波に備えるという新たな使命に対してどういう風に対処していくのか などなど
多くのデータや写真パネルを使った説明は、よく理解できました。
三大水門(安治川水門、尻無川水門、木津川水門)と
中小水門(正蓮寺川水門、六軒家川水門、三軒家水門、出来島水門、旧猪名川水門)
のデータも詳しく示されていました。
一つ一つ見て歩いたら面白いでしょうね。
船などに水門閉鎖を知らせるサイレンの後
30分ほどかけて水門が閉まっていきます。
7cmもあるロープに引っ張られた、530tもあるゲートが動くので
ゴゴ~、ゴゴ~と大きな音が出るのかと思っていましたが、ゆっくりゆっくり静か~でびっくり
「街中だから、大きな音は出ませんよ。」と職員さんはおっしゃっていました。
写真の左端にアベノハルカスが写っています。
副水門から大阪湾を望むと渡船が見えて、とっても風情があります。
今も大阪にはこんな渡船が8か所あります。
こんなご時世だからでしょうか
出かけるのが億劫になったり、あれやこれや躊躇することが多くなりました。
でもこの日は行って良かった~。
さっそくユーチューブで、西大阪治水事務所が出している2018年の台風21号の動画をみたり
水門さん頑張って波を防いでくれていました。
大阪府のHPをみて、巨大地震の津波に対しても大丈夫な新たな水門を作るという計画を読みました。
また、見聞を広めましたよ。
有難うございました。