7月3日に、G研の婦人科の会に出席してきました
今回も第1部はG研の先生による講演でした。
講演内容を私なりにまとめましたが、医療関係者ではないので、間違いなどあったらご指摘下さい。
また、気になる内容などありましたら、医療関係者の方に直接お尋ね下さいね^^;;;;
講演1:「当院(日本)における卵巣がん治療の現状」
・・・・子宮がんや乳がんに比べて患者数の少ない卵巣がんですが、初期症状がなく、腹水が溜まるなどの症状が出た頃には進行しているケースが多いがんだそうです。また、子宮頸がんなどのように、術前に目で確認したり、細胞診が出来ないので、2回手術をする事が多く、患者さんの体の負担も多いようです。
今後は、患者さんのQOLを尊重しつつ、効果的な治療法が確立するといいですね。
また、遺伝性乳がん・卵巣がん症候群というものもあるそうなので、ご家族で罹患された方がいる場合は気をつけたほうがよいみたいです。また、卵巣がんになった人は、乳がん検診も受けましょう~との事でした。
それと、今回は再発についてもお話がありました。
他、標準治療となる薬を決める臨床試験や、ドキシルなどの新規承認薬、今後の卵巣がんに対する分子標的治療薬、日本におけるドラッグラグなど、興味深い内容のお話もありました。
講演2:「子宮頸がんの化学療法に何を選ぶか」
・・・子宮頸がんのステージによる進行具合などの基礎知識から入り、がん細胞が作られてから発見できるレベルに到達するまでの時間の説明や、再発の時期についての話もありました。現在使われている抗癌剤の種類などの説明がありました。タキソールなどの薬とともに、憎たらしくも懐かしいシスプラチンやイリノテカン(カンプト)の名前もまだありました。手術で目に見える病巣を取り除き、目に見えないがん細胞を抗癌剤でたたく方法については、目に見えないレベルに対する治療なので、効果があったかどうかは分かりにくいそうですが、体の中に残ってしまっていた小さながん細胞が、追加治療で消えてくれるなら、マーラインオン並の吐き気も有り難いってもんです(笑)
第2部 懇親会
白衣を脱いだ先生方を、がん治療に耐え抜いたツワモノが囲む会かも(笑)
いろんなところで撮影会が開かれていました(笑)
もちろん、ワテクシもT先生と。うへへ~
お料理はバイキングでしたが、ちと、量が少ないんだな~。
今回は治療時期が一緒だった Iさんと、Mさんと、それから始めましてのMakkyさん とご一緒させて頂きました。Makkyさん、お付き合いいただき有難うございました。
それから、ブログをご覧になって下さっている方にも声を掛けていただき、嬉しいかったです。
T先生が「shiyohさん(本名だけど)と話したいって人がいるんだけど~」って、連れて来て下さったのには爆笑でした。
そして、ブログで「本を持っていきます!」とかいいながら、早々に、Iさんに1冊お買い上げいただき、もう1冊は懇親会の席で、U先生に渡してしまっていて申し訳なかったです。U先生にお渡しした分は、帽子クラブ(G研内にあります。手作りの帽子や治療中のお化粧方法の指導、アロマテラピーなど行っています)に置いていただけるとの事です。誰かの役に立つといいな~。
それと!!!Makkyさんの主治医K先生とお話していた時に、入院中にお世話になった癒し王子 Ka先生の近況をお聞きする事が出来ました!!
ワテクシ:「そ、それで、Ka先生は・・・?」
K先生:「相変わらずですよ(にっこり)」
ワテクシ:「そうですか!相変わらずですか!!(にっこり)」
・・・・って近況じゃねぇーよ!!!(笑)
いえ、相変わらず患者さんの癒し王子であることが分かって嬉しかったです。
きっと今でも、白衣はケーシーでしょう。そうでしょう。
そんなこんなで有意義な1日でした。
また来年も元気に参加したいと思います!!
いつも応援有難うございます。
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