皆さんはJPAP (Japan Partners Against Pain)という団体をご存知ですか?
私もつい先日、知ったばかりなのですが、
がん性疼痛の緩和医療への理解を広め、より良い疼痛医療を受けてもらうための啓蒙活動をされている非営利団体です。
医療従事者と患者の双方に働きかけをして下さっています。
患者とその家族向けには、セミナーを行ったり、サイトにて痛みに対する治療法や病院施設の紹介、痛みの相談などを行っています。
また1020(トーツーゼロ:疼痛ゼロ)キャンペーン なども行われています。1020キャンペーンの一環として、スマイルアワード2009では、作品の募集も行われています。
私の説明では分かりにくいかと思いますので、是非、下記のサイトをご覧になってみて下さいね。
★ JPAP (Japan Partners Against Pain)
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私の記憶では、少し前までは「痛みは我慢するもの」とか「モルヒネは末期がん患者に使う怖いもの」というイメージが強かったと思います。
特に日本人は我慢を美徳とする風潮もあって、なかなか「痛い」と正直に言えなかったりしますよね。また、がんの治療は「がん細胞を無くす事」に重点が置かれていたように思います。
でも最近では病院でも、患者の痛みやQOLにも目を向けてくれるようになり、患者側もより人間らしく生きながら治療を続ける事を望むようになってきたと思います。
そもそも、がん治療はがん細胞を無くす事だけでなく、患者が生きていくためのものだと思います。
がん細胞はなくなったけれど、患者も死亡してしまう程の副作用では本末転倒だし、がん細胞を無くす事が無理だからといって、全ての治療を止めてしまうのも違うと思います。
特に後者においては、最近では「がんとの共存」という言葉で表現されるように、上手く付き合っていく方法がどんどん見つかるといいと思います。
そんな中で「疼痛」を緩和する事って、すごく大事ですよね。
私も同じ病室の方が、いくつもの薬(ロキソニン、オプソ、名前は忘れましたが貼り薬)を使い、痛みを抑えているのを見ていました。また、ブログの友人でも痛みと闘っていた人も多くいます。
あの痛みがもっと緩和できていたら、もっと穏やかな日が送れたのではないかと思います。
私は幸いにも疼痛の経験はないのですが、手術後の痛みの緩和で麻酔のお世話になりました背中から入ってた薬のお陰で、術後すぐに歩行訓練も出来たし、気持ちも元気でいられたと思います。
今後、もっといろんな意味での緩和(痛みだけではなく、リンパ浮腫やその他もろもろの後遺症・副作用など)が実現できたら嬉しいですね
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こんな風に文字ばかりの記事があると、誰のブログ!?って思われそうですね^^:
(いや、普通にブログTOPがキモいのでワテクシのブログって分かりますが・・・)
最後にキモいリクの画像を・・・
残念すぎる表情です・・・
今日は夕方から渋谷の岡本太郎の「明日の神話」を見て、夜には古くからのネットのお友達とお食事をしてきます。
GW中のメインイベントが本日の数時間で終わります(笑)
ま、いっか。
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