3-11.順調に回復 | お気楽闘病記

お気楽闘病記

shiyohのツラいだけじゃない、笑いがいっぱいの子宮頸がん闘病記。

9月29日 術後9日目


首に付けていた点滴の針(管か)を抜いてもらいました。

(手術の時に付けて貰った中心静脈カテーテル用のものを、手術後の点滴の時に使っていたのですが、もう必要なさそうだし、抜糸したのでシャワーに入れるようになり、邪魔なんで・・・。)

この管もずれないように、縫ってあるのでT先生に抜糸して頂きました。


例によってT先生は

え~?何でこんなに食い込んでるの?親の敵のように縫い付けてるよ(笑)

などど言って私を脅かします。

ま、でも私も慣れてきたんで、

「先生~、脅かさないで下さいよ~音譜

なんて言っていたら、看護師さんが真面目な顔で

「先生、麻酔しますか?」

って。


・・・└|゚ロ゚;|┘本当に食い込んでいるんですか!!


でも、T先生は笑いながら

麻酔も痛いから、同じでしょう~。このままやっちゃいましょう~。

って。

そして、私の首元で「う~ん?」とか言いながら(でもなんか楽しそう)抜糸して下さいました。


全然痛くなかったです(笑)


でも、すご~く嫌な汗かいちゃいましたよ!!


そして、その時点でも自尿が一滴も出ていなかったので、先生に

「先生、何かいい方法はないですか?」

と聞くと、先生は


「いい方法?う~ん。まぁ、気を楽に持って(笑


・・・σ('-'*)、これ以上お気楽になれとおっしゃるんですかぃ(笑)

でも、こんな風に言われると本当に気が楽になるから不思議です。


∑( ̄□ ̄;)こ、これぞT先生マジック!!


焦ったって出ないモンは出ないので、のんびりやらなきゃ。



すっかり気が楽になったので、午後には5階にある屋上庭園にお散歩に行きました。


お散歩 1階にもお散歩できる庭があるのですが、外来の人が沢山いてちょっと恐いので人の少ない屋上庭園で散歩デビューです。


入院以来、初めての外の空気です。


草と土の匂いを嗅いだら、何だかすごく感動しました。


手術後バタバタとしていたので気が付かなかったけれど、私、ちゃんと手術を受けて生きてるし、歩けている。出血はもちろんないし、貧血もない。多分、癌もない。


なんだ、私ってば、ものすご~く幸せなんじゃん!!


こりゃ、誰かに伝えねば!と思ってベンチに座って母にメールをしました。

母もつい最近癌だと分って落ち込んでいるはずだから、励まさなきゃ!!なんて気持ちになって。


うん、なんだか私は一皮向けて優しい人間になったような気がする虹


だから、帰りのエレベーターで小さい子どもが動き回っても「ごらぁ、静かにせんか!」とか思わなかったし、エレベーターから病棟に入る時に、何故か健常者であろうオジさんの為に私がドアを押さえてあげても「おっさん!私は一週間前にハラキリしたんだよ?そんな私にドアを持たせて、アンタそれでいいのかぃ?」とか思いませんでしたよ。


ええ、私は優しい人になったハズですから・・・。