9月19日
手術前日は大忙しでした
手術後用の用品の確認、剃毛、おへそのゴマ取り、手術に立ち会う看護師さんの説明、麻酔科の先生の説明、下剤を飲んで、最後に浣腸でフィニッシュ!
ま、手術前日は忙しいくらいのほうがいろいろ考えなくて済んでいいのかもしれませんが^^;
手術後用の用品は、患者が動けない時でも看護師さん達がすぐに分るように、一緒に確認した後、サイドボードにしまいました。
しかし、お腹を切るから、剃毛や下剤、浣腸は仕方ないって分っていたんですが、おへそのゴマ取りがあるとは思っていませんでした。ちょっと前に同じ病室の方から聞いていたので、前日のシャワーで念入りに洗いましたよ^^;
ゴマ取りはおへそにオリーブオイルを浸して綿棒でお掃除してくれるのですが、結構気持ち良かったです^^
そして、午後になって手術に立ち会う看護師さん登場。
まだ高校生くらいにしかみえないような、可愛らしい看護師さんです
こんな可愛らしいのに、お腹をぱかーっと切って、血が出て、内臓とかいろいろ見えても平気なんだぁ・・・なんて思ったりしました。でも、そんな見た目とは違って、話し方はゆっくりと落ち着いていて分り易かったです。
当日の入室予定時刻は8:50、手術開始予定時刻は9:30だそうです。
手術室では彼女の他2人の看護師さんが待っていてくださるそうです。
手術室に入ってからの流れと硬膜外麻酔&全身麻酔についての説明、手術後に麻酔が覚めたことを確認する為に名前を呼ばれることなど、丁寧に教えて下さいました。
硬膜外麻酔を入れる時の体制を説明して下さる時に、「ベッドの上で横向きに体育座りをする感じですよ」と教えて下さったので、「ああ!あれね!」と理解しました。うん、これは分り易い。
最後に、「手術中は私達がずっとついていますから、不安な点やご不明な点がありましたら、おっしゃって下さいネ」とおっしゃって下さいました。
なんか、安心。(別にそんなに不安があったわけじゃないけど^^)
その後、麻酔科の先生からのお話。
先生、若いです!!(きゃっ)
病室で話すのかと思ったのですが、ミーティングルームに移動。
先生は研修医さんだそうです。だからお若いのか~。
説明をして下さった先生と当日の先生が違う事もあるそうなんですが、
今回の先生が当日も担当して下さるそうなので、ちょっと嬉しい(笑)
最初に難しそうな文字がぎっしりのプリントを渡されてぎょっとしましたが、1つ1つ丁寧に説明して下さいました。
今回の麻酔方法は全身麻酔法+低血圧麻酔、硬膜外麻酔。
まずは、それぞれの手順や効果の説明。
硬膜外麻酔の時の体制の話の時、私はなんとな~く理解してないっぽい顔をしていたらしく、先生が「実際に麻酔をする時には、私達や看護師がお手伝いしますから、覚えておく必要はないですよ」とおしゃって下さいました。
えへ、お願いしますね^^;
次に麻酔による合併症の説明。
歯の損傷や気道確保困難の可能性があるので・・・という事で、
先生:「あ~ってしてみて下さい」
あらやだ。歯に海苔とか付いてないわよね?なんて思いながら
「あ~・・・」
先生:「大丈夫そうですね~(にっこり)」
良かった、海苔はついていなかったのね(違
のどの痛みやタンの増加。
タンがたまると肺の合併症が起こりやすくなるので、頑張ってタンを出して下さい、との事。
幸いタバコは吸わないので、タンで辛い時期は短いそうです。良かった良かった。
吐き気・眩暈・頭痛・足のしびれ・尿の出が悪くなるなどの症状も出る事があるけれど、時間の経過と共に殆どが良くなるとの事。
まれにアレルギーやそれに準じた反応・・・などなど。
麻酔って眠るだけじゃないんだぁ。
そして、「夜、眠れないようでしたら、眠剤を出しますが、どうなさいますか?」という質問。
私:「手術中に沢山寝られるから、いりません」
先生は「そうですね~」とにっこり笑って下さいました。
最後に、「手術中もその後も、私達が最善の努力をしますから、安心して手術に臨んで下さいね」とのお言葉。
はい!お願いします! ( `□´)ノ
最初に渡されたプリントの最後にも
「手術室では、あなたは決して1人ではありません。麻酔科医と手術担当医、看護師、その他のスタッフあわせて数十人があなたの味方です。一緒に病気と闘う仲間だと思っていただければ何よりです。」
と書いてありました。
「一緒に闘う仲間」いいですね~。私も頑張らなくっちゃ!という気持ちになりました。
しかし、その後、下剤の不味さにゲンナリ(アクエリみたいな味なんだけど不味い!)。
しかも、折角我慢して飲んだのに、浣腸の時刻まで何も出ず、浣腸後にトイレで脂汗をかいて涙目になりました(笑)
そして、TVで「結婚できない男」の最終回を見た後、しっかり寝ました。
全然、眠剤は必要ありませんでした^^;