1-4.恐怖のMRI | お気楽闘病記

お気楽闘病記

shiyohのツラいだけじゃない、笑いがいっぱいの子宮頸がん闘病記。

貧血が落ち着くと、いよいよ検査の開始です。

一般撮影(レントゲン)CT(X線撮影)、MRI(磁場&電波による撮影)などなど。

一般撮影、CTを無難にこなし、次はMRI~。


MRIでは強い磁力を使うので、予めピアスなど外しました。直前の食事もナシ。


そして、撮影室の前の控え室で、耳栓を渡されました。

「ほほぅ・・・大きな音がするって言ってっけ」なんて思いながら早速耳栓をすると、キレイなお姉さんが来て説明を始めました。

・・・耳栓しちゃってるんですけど(笑)

ま、それでも何とか説明を聞いて、肩に注射されていざ、撮影室へ!


CTはドーナツみたいなのに入るのですが、MRIはもっと長い筒に入ります。

「ようこそ~♪」みたいな明るい雰囲気で迎えられ、ニヤニヤしながらベッドに寝たら

いきなり縛り付けられた!いや、呼吸とかで体が動くのを抑える為に固定されただけだと思う。

そして、左手にポンプみたいなのを渡されて「何かあったら、これをぎゅっと握って下さいね~」と言われた。

「や、私、きっと大丈夫です(何の根拠もない)・・・」と心の声。

そして、耳栓をしているのにさらにヘッドフォンをさせられた。ヘッドフォンからは優雅なクラッシックが流れてきた音譜

ゆっくりと深呼吸をして、余裕の表情を浮かべていると「はい、じゃぁはじめま~す」と言われ、台が筒の中に入っていった。


狭っ!閉所恐怖症の人はここでアウトでしょ!?MRI


でも、大丈夫。私は違うから(まだ余裕)

そして、クラッシックを聞きながらそっと目を閉じると花畑が見えてきそう・・・。

寝ちゃったりしてね~・・・なんて思っていたら、


ガガガガガガ・・・

ゴゴゴ・・・ビービービー!

ちょっ!おま!何すんの!人の上で工事始めた!?ってくらい大きな音。

思わず、手に力が入る!


・・・まてまて、この手を握り締めたらポンプぎゅ!ってしちゃう・・・。が・ま・んパンチ!


そんな時に「息を吸ってください」「止めてください」とか注文多いし!

ががが・・・ごごご・・・びー・・・ ・・・ ・・・ ちゃりら~ん ちゃりら~ん音譜

・・・ん?ちゃりら~ん音譜?あ、クラッシック流れてたんだっけ。轟音が止まるとかすかに聞こえる優雅な調べ・・・。

花畑が見えてあっちの世界にいっちゃったかと思ったじゃん!(笑)


びががが・・・ごごご・・・びーびー・・・。


そして20分後、やっと台が筒から出てきて「お疲れ様で~す」と言われたのに、縛られたまま・・・?

じゃ。これから造影剤を入れてもう一度撮影しますね~。」


・・・っちょ!ま、またですか!!


そして私は再び筒に入り、眉間に皺を寄せて花畑を見たのでした。


もちろん、ポンプは1度も握らなかったですよ。余裕です(笑)