前回に続いてりぼん展・京都会場レポです。
エントランスにあったどデカりぼんどーん。
最高部数255万部を達成した号ですね。
今回の展示作品は
この時代を中心にチョイスされておりました。
さて今回は順路通りにレポートを。
最初のコーナーは小花美穂「こどものおもちゃ」。
こどちゃは当時キッズや大人の漫画好きにバカウケで
アニメ化もされたヒット作ですが、
「せつないね」等のウェットでおセンチな小花作品に
慣れ親しんだ世代なのでちょっと驚きました。
ちょいちょい挟まれる「小花ギャグ」の部分を全面に出すと
こんなにメジャー路線な作品なるんだなぁと。
その分ウェット部分にメリハリが付いて
これまた読ませるというね。
そして小花先生といえば繊細な描き込み。
小学生編は背景アシさんがおらず、
上画像の都庁もご自分で描かれたという解説文に
ブッたまげました。すげえええええええ!!!!!
お次は椎名あゆみ「あなたとスキャンダル」。
こちらは第一話の扉絵ですね。
あなスキャから表紙や全プレ、メイン付録に起用されだして
おお・・・し~な先生が猛プッシュされている・・・!!
と、当時ビシバシ実感しておりました。
あなスキャコーナーは壁もめちゃカワ(´▽`*)
POPで★がいっぱいで良きデザイン!
「ベイビィ★LOVE」コーナーも。
こちらは世代的に私より少しヤングな方々に大人気でした。
目も大きくなって絵柄の流行を感じますね。
そんなヤング達の懐かし~!キャッキャウフフ!を横目で流し、
足早にこれらの作品をササ―ッと通り過ぎた世代が
一斉にピタッッッ!!!!と足を止め、
息を呑んで頬を紅潮させたコーナーがこちら。
はい、説明不要のりぼん史上最大レジェンド作品・
池野恋「ときめきトゥナイト」キタ――――!!!!!!!
ここで足を止めた層の平均年齢がグッと上がったのが
面白かったです。ナカーマ(^ω^)
だってもう80~90年代前半読者にとって
絶対的看板の神作品じゃないですかあああああああ!!!!
そらもうじっくりもっくり舐め回すように見ますとも!!!
第一部最終回の扉絵。
キャラの描き込みが凄い!そして美しい( ;∀;)
何も言えねえ!!!!
幼き読者達の初恋泥棒、
真壁くんの悶絶プロポーズシーンも。
この生原画を拝めるなんてもうね・・・・!!!
恋ちゃまも神聖な気持ちで描いたという神場面。
目をうるませながら眺めていた来場者多数。ホロリ。
そして二部世代の私大歓喜アルヨ!!!!!な、
第二部の新連載扉絵キタ――――!!!!!(ノД`)・゜・。
りぼんを本格的に読み始めたのが丁度この辺りなので
思い出深く感慨もひとしお。
ほんでまたどんだけ美しいの・・・
このカラー原画ァァァ・・・・・・・(語彙消滅)
この蘭世のベールとか、
近くで見てもどうやって塗ってんだかサッパリですよ。
筆とエアブラシ?でこんなに綺麗に塗れるもんなの・・・
当たり前田のクラッカーすぎるけどプロって凄い・・・・・・。
第二部、第三部とちゃんと全世代展示があり、
壁紙も各部のときめきシーンが満載。
どうしても人気・知名度的に第一部がグッズ化等で
フィーチャーされがちですが、
二部三部だって人気があったし看板作品だったのになァと
世代の読者としては歯痒い思いもありました。
が、そこは流石りぼん展。
きちんと全編展示&グッズ化して頂けて
本当に嬉しかったです( ;∀;)
第三部最終回の扉絵も。
今回は節目になる回のカラー原画でしたね。
次の会場はどんなカラーが
展示替えで登場するかワクワク。
行きたい・・・全部拝みたい・・・(欲望じわじわ)
全プレ抽プレの展示もしっかりチェック。
ハ―――――――やっぱどれも可愛いなぁ!!!!!!
ベルメゾンさんのりぼん・恋ちゃまコラボ商品発売は
本当に「これらが今欲しい」という
我々の夢を叶えてくださいましたよね・・・ありがたや(ノД`)・゜・。
何とりぼん表紙のラフ画の展示まであるのです。
貴重ー!!
蔵出しで色々見せて頂けて興奮しっぱなし。
現在の恋ちゃまが描かれたヒロインズも。
ア――――!!!!元気にしてたよォォォ!!!!!!
こういうの本当嬉しいですよね・・・
「また最新の君に会えた感」が・・・・ウッ・・・( ;∀;)
さて、恋ちゃま原画で全神経を使い果たしたというのに
次も気合が必要な水沢めぐみ「姫ちゃんのリボン」コーナーです。
またしても80~90年代読者にとってのレジェンド作家。
めぐタン!!めぐタン!!!
こちらはりぼん展グッズのクリアファイルにもなった扉絵ですね。
大地に変身した姫ちゃん回の。
さりげなくうちのタマ~パロディで探されるポコ太がカワイイ。
そして来ました!!第一話扉絵!!!
ひィ――――――――可愛いィ――――――――!!!!!!!
ちょっと初期の絵柄が好きなのでこれは嬉しい(´▽`*)
原画を拝んで初めて分かるこのレース手袋の細かさ!
印刷されると潰れてしまいそうな部分もしっかり描き込まれてて
めぐタンのプロ魂に惚れ直します。
これまたキュートすぎる扉絵。
解説文に
「魔法のリボンを付けていないのに動いているポコ太」
とあり、そーいやそうだなと初めて気付きましたw
当時モノ姫ちゃんグッズ。
右下の全プレスクールセットはブログにも載せております~。
電話や時計は抽プレですね。
ボードゲームは確かアニメ化前に商品化されており
(ポコ太のぬいぐるみ等も一緒に)、
ひえーー人気あるんだなぁと驚いた記憶があります。
だからパッケージも原作絵なんですよね確か。
まあ今にして思えばこの時点で
おそらくアニメ企画は進行していたのでしょうが。
そして現在のめぐタンが描かれた最新の姫ちゃんがこちら。
新作姫ちゃん単行本でも散々思った事ですが、
本っ当に当時のままの絵柄に
限りなく近く描いてらっしゃって凄すぎますよね・・・!!
何てカワイイ絵だ・・・・。
姫ちゃんも相変わらず元気にじゃーんぷっしているようで何より。
そんなこんなで全然終わりが見えぬまま、
りぼん展レポートはまだまだ続きます。
今月りぼん展やら何やら遊びの予定を入れすぎて
ブログを書く時間が取れず、
8月31日のまる子のような状態に・・・ヒィィ
こ、今年中に終わらせたい・・・・(ねちっこく書きすぎ)