★梅林止渇(ばいりんしかつ)◇曹操
人とその他の生き物の違いは
「描く力」を持っていることです。
幾度となくリアルに描くと
現実のものになりやすくなるそうですが...
★「曹操にまつわる梅の話」 中国国際放送局
http://japanese.cri.cn/941/2012/09/10/161s198041.htm
参照(wikipedia):
中国国際放送
http://www.cri.cn/index1.htm
http://japanese.cri.cn/
China Radio International
CRI 本店所在地・中国
設立1940年12月30日
★ウェブマガ・「感謝! お金の四方山話」のお知らせ
記事を想起中です。経済社会では「プラス」と、「マイナス」はセットです。
また、優先順位や其々の項目での回転速度(時間軸)などの
お話などを予定しています。
http://ameblo.jp/shiwaku01/theme-10042005025.html
★大切な物を使うヒント★
先日、とあるおしゃれなレストランで耳にした会話です。注文を受け接客するホール・スタッフが厨房で作業をしているスタッフと相談をしていた時の様子です。
「資材補充をしたいのですが、持ち場を離れるのってどうなんでしょう?」
「どんな風に教わりましたか?」
「・・・今のお店でのことですか?」
どうやらホール・スタップは研修期間中のようでした。身のこなし方や雰囲気から察するに、人に接する機会の多い業界で活躍していた方のようでした。時間帯によっては人手が少なくて、十分にお客様に対応できるような準備ができないということのようです。
「今までのキャリアではどのように教わりましたか?」
「カスタマーファーストでした。」
表情が明るくなった瞬間を見逃しませんでした。「どう説明したら一番納得してくれるだろうか?」 相談を受けた厨房スタップは考えながらお話をしていた様子でした。紙を取り出して何やら絵図の様なものを書きながら話を続けました。
とても興味深い内容だったので、二人のやり取りを客席で聞いていました。厨房にいたスタップはガラス瓶やら食材など持ちだしながら、シンプルな表現で説明していました:
「目の前にあるガラス瓶と塩と貝に注目!
ガラス瓶に貝と塩を両方入れるにはどうしたらいいと思いますか?」
「貝が先です!」
「塩は今あった方がいいことで、貝は将来必ず必要になることですよね?」
「目の前のお客様を大切に(今すぐ必要なこと)しながら、上手に未来を作るのがバランスがいいと思います。」
「そうすると、直近で緊急性の高いことを"前もって"状況を把握しておくことが大切になりますね。」
「一番最悪なのが、今や将来あった方がいいことで時間を使ってしまうことだと思います。砂でいっぱいになったガラス瓶に大切な貝(充実した仕事への準備)は後から入らないし... 」
今、目の前に来店して頂いたお客様に満足して頂ける接客を心掛けること。状況を冷静に把握した状態で、優先順位を決めて行動すること。目の前のお客様への対応と近い未来のお客様への対応できる根拠を作る。どうやら話の内容をまとめてみるとこんなことを説明していたようです。
大きな視野での表現が適切かどうか心配なのですが... 全世界の人たちが70億人いるとも言われ、その内、一日2ドル未満で生活している人が40億とも50億人とも言われています。その一方で、日本の社会は経済に活力がないとされているにも関わらず、生活に不自由のないくらい物に溢れていているとも言われています。
日本に住んでいる多くの人は物を機能で手にするのではないようです。例えば、車を手にすることで何処に出かけて、どれ位楽しい体験ができるのかとか... 何処々のレストランで食事をすれば明るく元気な気分になれるとか... 素敵な出会いがあるかも知れないとか... "それ"を手にすることで得られる「充実した何か」を求めてお金を出すのではないかと考えています。
(「とあるおしゃれなレストラン」のエピソードはフィクションです。)