★奥様の誕生日をケチった日★
農場風景(フランス)
のどかな田園風景です。ヨーロッパの田舎の風景には心を穏やかにする力があるのかも知れません。アメリカの農場とは違い、広大な土地一面で同じ作物を作るのではないようです。複数の作物を代わる代わる耕作しています。場合によっては、耕作すること自体を休むこともあるようです。
物事を動かす為に必要とされる物を、「人」「物」「お金」「情報」とします。その流れの道筋をたどるとします。物語を動かす根拠を集め、それらを用いる、そして新しい根拠をてにいれる。大まかに、そのような流れが起きるのが良さそうです。
農業は自然を相手にする過酷なものだとされてます。気象などの自然に左右されやすい特徴。害虫や病気など予期できない側面。連作することにより、土地がやせたりします。
どことなく私たち人の営みに似ているところがあるのかも知れません。その営みの一番小さな活動単位を家族とします。一家の生活を存続することは、即ち物事を動かす根拠の確保に他なりません。一家が存続することができる「時間の確保」が大きな重みを持っています。
一つの家庭が日々穏やかに暮らすには、様々な大切なことが必要とされます。家庭の行事の中でも全て同じ労力を発生させる必要が無い場合があるようです。「ムダ」を省くことで、残った「お金」を温存できます。場合によっては、他の大切なことに活用することができるかも知れません。例えば、大切な家族の誕生日をお祝いするとします。高級レストランで豪勢な食事ではなく、お家であまりお金を掛けずにお祝いするのも良いかも知れません。
新たに家庭の行事を"しない選択"もありそうです。毎年恒例だった誕生日のお祝いをしない選択をすることで、「お金」をプールできるでしょう。ただ... もし、夫婦喧嘩の最中でソレが奥さんの誕生日だったならば、かなり深刻な状況になるかも知れません。時と場合によって、使い分ける必要がります。決して、額面通りに受け止めないでくださいネ。
「やらない」ことを選択することのにもそれ相当の意味があるようです。「人」「物」「お金」「情報」を用いた流れを敢えて作らないこと。物事を動かす根拠を温存することができます。適切なタイミングを待つことで、効果的で本質的な「利益」を得ることが可能になりそうです。