青葉真司被告(45)は、2019年7月、京都市伏見区の「京都アニメーション」の第1スタジオに火をつけ、社員36人を殺害し、32人に重軽傷を負わせたなどとして殺人や放火などの罪に問われている。京都地方裁判所は事件当時、物事の善悪を判断する責任能力があったと認め、死刑を言い渡した。
桐島聡容疑者（70）は、公安部が一連の事件に関与した１０人を特定した後も逃走を続けていた唯一のメンバー。警察庁の重要指名手配犯のうち、最も逃走期間が長い容疑者だった。
連続企業爆破事件で指名手配された桐島聡容疑者とみられる男の身柄が、警視庁に確保された。昭和４９～５０年に起きた「戦後最悪の爆弾テロ」と呼ばれる事件は発生から今年８月で半世紀。過激派「東アジア反日武装戦線」の犯行グループの大半はすでに逮捕されたが、逃走を続けた人物であった。
