「信越本線通勤ライナーめぐり2―JR信越本線快速らくらくトレイン信越&快速おはよう信越」http://ameblo.jp/shitetsuensen98/entry-11318071546.html の続きです。


新潟に少し滞在し、新潟14時00分発快速くびき野2号新井行き3号車普通車自由席に乗車し、長野に向かいました。JR新潟支社新潟車両センター所属485系T17F6了編成による運行でした。1号車直江津寄り半室はグリーン車指定席、1号車新潟寄り半室と2号車は普通車指定席、3号車~6号車は普通車自由席です。


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新潟地区では、未だに湘南色の115系も健在です。


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長岡花火大会に向かう乗客で、車内は混雑していました。


3号車は、新津では7名が下車したものの入れ替わりに20名程度が乗車し、加茂では20名程度が乗車し、混雑が激しくなりました。見附では2名が下車し5名が乗車しました。


長岡で4分の3位が下車し、座席は選り取り見取りの状況になりました。


新井には16時23分に着きました。一旦改札口を出て、17時02分発普通長野行きまで駅舎内の待合室で待つことにしました。


そして、長野行きに乗車し、長野に向かいます。当駅3番線18時28分発しなの鉄道線直通快速しなのサンセット2号上田行きに乗り換えます。JR篠ノ井線としなの鉄道線の境界駅である篠ノ井にも止まらず、上田までノンストップで運行されます。


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115系近郊形電車3両編成(クロスシート定員100名・ロングシート定員90名)による運行です。乗車には200円のライナー料金が必要です。


主な客層は会社帰りのサラリーマンやOLで、96名が乗車していました。クロスシートだけでなく、ロングシートも埋まっていました。座席総定員190名に対して、乗車率は50.5%でした。


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しかし、115系は本来は料金を徴収するような車内設備を備えていません。2011年6月30日までは、回転リクライニングシートを備えた169系急行形電車が使用されていましたが、JRの保安設備上の規制強化に伴いJR線への乗り入れが不可能となったことから、翌日よりしなのサンセットは115系に置き換えられてしまいました。


上田から25分で上田2番線に到着しました。同じホーム3番線には、普通軽井沢行きが待機していました。なお、しなのサンセット2号は上田到着後、折り返しの快速長野行きとなります。なお、快速長野行きは料金不要です。


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しなの鉄道の改札を出て、JRみどりの窓口で長野までの新幹線自由席特急券と乗車券を購入します。ついでに、長野からの普通妙高5号の指定席券も頼みましたが、窓口氏から「空いていますので、わざわざ指定席にしなくても大丈夫だと思いますが、よろしいですか?」とたずねられてしまいました。「あさま形の車両を使っている列車ですね。通勤客がそこそこ利用していますが、指定席はまず利用されません。がらがらです。」とのことでした。この時は、指定席券の購入は止めて、新幹線自由席特急券・乗車券だけを購入しました。


19時17分発あさま539号を待ちます。ホームには、通勤客5名、JR関係者1名、その他の利用客4名の計11名があさま539号を待っていました。平日夕方の上田→長野間の通勤利用はあまりないようでした。 

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長野で、やはり19時37分発直江津行き妙高5号の指定席券を購入しました。


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長野7番線出発後、車内を視察したところ、全体で221名が乗車していました。乗車率は57.6%です。


1号車は私と新幹線からの乗り換え客風の中年男性の2名だけでした。車掌さんがとても親切な方で、どこでもお好きな座席をご利用くださいと言って下さいました。


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北長野、三才、豊野で大多数の乗客が下車してしまったようです。妙高高原出発後、再び車内を見て回りましたが、全体で28名にまで減っていました。2年後に北陸新幹線長野-金沢間が開業すると、北陸本線直江津-市振間とともに信越本線長野-直江津は第三セクターのえちごトキめき鉄道に移管されることになっていますが、この車内の状況を見ると、第三セクターは相当厳しい経営を強いられることは間違いないところです。


私は南高田で下車し、上り列車の21時12分発普通新井行きに乗ります。南高田は無人駅ですが、比較的住宅が密集し、駅前にヤマザキデイリーストアもあるなど、割と活気がある感じがしました。


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この新井行きは新井到着後1時間の待ち合わせを行い、引き続き普通長野行きとして続行運転されます。新井では45名程度が下車しました。新井駅を出て、駅前を見ましたが、商店はほとんど店じまいしてしまい、街灯も消えていました。妙高市の中心部とのことですが、これはなかなか厳しい状況です。


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そして、くびきの6号の接続を受けて、再び長野に向けて出発しました。くびき野6号からは40名程度が下車しましたが、普通長野行きに乗り換えた乗客はわずかでした。第三セクターの経営は本当に厳しいものとなりそうです。