「信越本線通勤ライナーめぐり1―JR信越本線快速くびき野5号・6号」http://ameblo.jp/shitetsuensen98/entry-11318016547.html の続きです。


昨日は、新潟21時00分発快速らくらくトレイン信越5号車に乗車しました。JR新潟支社新潟車両センター所属485系T12F6両編成(座席定員388名)による運行でした。乗車には、乗車整理券300円が必要です。新潟駅1番線ホームにはらくらくトレイン村上と共通の乗車整理券券売機が設置され、JR関連会社の係員による快速らくらくトレイン信越の乗車改札が行われます。


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全車座席定員制自由席ですが、最後部6号車はレディースカー(女性専用車)です。1号車半室グリーン車も普通車扱いで人気があります。すでに、私が1号車に行ったときには座席は埋まっていました。2人掛けの隣は空いていましたが、普通車にたくさん空席があるのに、わざわざグリーン車だからと言って隣に腰掛けるのも気が引けてしまいます。


新潟を出発した後、全号車を視察しました。全体で112名が乗車していました(女性専用車については、ドア外から目視で確認)。乗車率28.9%です。


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早くも新津で30名程度が下車しました。快速くびき野の普通車自由席と違い、料金がかかるにもかかわらず、新津での下車が多いのに少々驚きました。


その後全号車で、矢代田9名下車、加茂に3分遅れで到着し17名下車、東三条13名下車1名乗車、三条11名下車、見附2分遅れで到着し9名下車1名乗車、の変動がありました。長岡では20名程度が下車し、入れ代わりに10名程度が乗車してきました。


長岡出発後、女性の車掌さんが車内改札にやってきて、一人ひとりの乗車整理券を確認していました。私も提示を求められましたので、乗車整理券を見せました。


来迎寺で4名が下車しました。柏崎では41名が下車します。おそらく、新潟→柏崎間を乗りとおす人が多いということのようです。


柏崎出発時点では全体で15名の乗車に減っていました。柿崎で2名が下車しました。


終着の直江津4番線には定刻の23時00分に着き、13名が下車しました。その後、駅前のシティホテルで宿泊し、翌朝再び直江津駅の改札を通りました。


6時16分発快速おはよう信越新潟行きに乗車します。昨日のらくらくトレイン信越がそのまま直江津に滞泊し、翌朝のおはよう信越に充当されます。車掌さんも前日のらくらくトレイン信越と同じ方でした。この車掌さんに尋ねたところ、車両と車掌は前日のらくらくトレイン信越と同じで、運転士は新たに乗務するとのことです。


485系T12F6両編成(座席定員388名)による快速おはよう信越2号車に乗車します。おはよう信越は全車指定席で、乗車には指定席券(通常期・繁忙期510円・閑散期310)または普通列車グリーン券が必要です。この点がらくらくトレイン信越と大きく異なる点です。


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ホームライナーは「乗車整理券」(「着席整理券」「ライナー券」等、類似の名称を含む料金券)による料金徴収を行う特定快速列車(普通列車)のことであると私は定義しております。したがって、おはよう信越はホームライナーには該当しないことになります。実質的にはホームライナーなのですが、定義には該当しません。この点がとても重要なのですが、それは後で述べます。


おはよう信越は、唯一の全車指定席の定期快速列車です。「リゾートしらかみ」など冬季以外はほぼ毎日運行されている全車指定席の快速列車もありますが、現在はこのおはよう信越が唯一の定期全車指定席普通列車ではないかと思われます。


直江津出発時点で全体で12名が乗車していました。乗車率は3.1%です。グリーン車は0名でした。


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2号車は、柿崎2名、柏崎8名、来迎寺1名、それぞれ乗車がありました。長岡で11名が下車しました。ここで9分間停車しました。


長岡出発後、再び全号車を視察したところ、全体で12名が乗車しているだけでした。見附、東三条、加茂、いずれも2号車は乗車がありませんでした。


新津で6分間停車し、2名が乗車しました。


そして、列車は直江津から2時間13分で新潟2番線に着きました。


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乗車率はかなり低迷しているようです。来迎寺→長岡間は15%くらいには到達したものと思われますが、低いことには変わりがありません。おはよう信越も乗車整理券購入方式に改めて、値下げすることが必要でしょう。


おはよう信越をホームライナーのように利用しやすい列車にすることが必要です。現状では料金300円のホームライナーよりも料金も高く、原則として指定席券の事前購入が必要な点も災いして、決して利用しやすい列車とはいえません。


新潟地区のホームライナーの利用状況を見ると、満席になることはほぼないと推測されます。混雑する時期を除いて、車内でも柔軟に乗車整理券を発売することを原則とすることで、ホームライナーを利用しやすくし、利用促進を図っていただきたいと思います。もちろん、利用の多い新潟駅での乗車改札は継続することはもちろんのこと、満席になりそうな時期には新潟駅以外の駅や車内での乗車改札を強化して、着席定員を確保できるようにします。


おはよう信越もホームライナー化して、より利用を促す方法を考える時期に来ているのではないでしょうか。