これは本当にショックだったのですが、自分の気持ちに整理がついたので記事にすることにしました。

 

6月下旬のある日、元戦場カメラマンで野良猫写真家の「中〇こうじ」さんのTwitterに、突然荒らしと思われる複数の書き込みがありました。生活が苦しいと訴える中〇さんの投稿に対して「働いてください」「お金を返してください」そんな内容だったと記憶しています。

 

なんなんだこれは!ひど過ぎるムキーと思ったのですが、複数の書き込みのうちの2つが、とらきちの心に引っ掛かりました。

 

一つは「猫の居場所を特定できる背景がある写真の投稿はやめてください。写真を削除してください」という内容のもの。

もう一つは「この地域の猫はボランティアが管理しています。病院にも行けます」というもの。

 

実は、以前から写真の背景はちょっと気になっていたのです。場所特定されて猫に危険はないのかなと。特別な場所で中〇さんがしっかりと猫を守れるのかな、と勝手に解釈していましたが、そうではないのかもしれません。

 

もう一つの「ボランティアが管理している猫なので、ゴハンはもらえるし病院にも行ける」とは?これはどういう意味なのでしょう。

 

とらきちは、ここの猫は中〇さんがTNRして世話をしているもんだとばかり思っていました。これだけたくさんの猫とご自宅に保護した猫がいて経費がかかって当然、と思っていました。外の猫と保護した猫の世話のために支援をお願いしているのだと信じていました。

 

別に自分が行かなくても猫たちが飢えないのであれば、わざわざ「お金がないけど猫たちのためにフード買うので、自分は病院へ行けない」とtweetする必要はないですよね。猫に会いに行く費用を病院代へ回せばよいのですから。

何のために支援を求めている?いやもしかして自宅の猫のためのフードを買うお金がない?自宅の猫のフードを買えないのに、ボランティアが世話する遠方の猫にゴハンをあげている?

 

さっぱりわからなくなってきたところに、中〇さんの反論がありました。

「ボランティアさんが入っている公園は支配区域ですか?ただ猫が可愛くてごはんあげたり声かけたりやまのようにいます」

これは「猫が可愛いとエサやりする人は他にもいるのに、自分にだけ文句を言わないでほしい」という意味なのでしょうか?

 

とらきちはこれを読んで「猫ファーストじゃないな」と感じました。

 

本当に猫たちを大切に思うなら、ゴハンをあげたいのなら、この地域のボランティアさんと協力体制をとればよいだけの話です。責任をもって猫の世話をしてくださっているボランティアさんに対して「支配地域ですか?」ってそれはないでしょう。

 

それとも、猫の幸せよりも猫に会いたい「自分の気持ち」を優先する方だったのでしょうか?野良猫の保護をしている方なのに?いや、本当に野良猫の保護をしていたのでしょうか???相変わらず、場所が特定できる猫の写真の投稿は続いていました。

 

そこから疑問を持ち、色々調べてみました。かなり前から支援金詐欺の噂があったのだと初めて知りました。

 

ネットの情報なんて信用できるの?というご意見はあるかと思います。

 

では、何を根拠に「中〇さんは元戦場カメラマンで今は野良猫保護をしている猫の写真家さん」と信じているのでしょうか。そういう人だと聞いている、写真展でそのように紹介されていた、ご本人のTwitterやFacebook等の発信から、そういう方が大多数だと思います。それもネットの情報ですよね。

一応、「中〇さん支援金詐欺」の発信は嫌がらせを目的としている?とも考えましたが、それをするメリットってなにがあるのでしょう?しかも複数の人が、です。

 

これは「支援金詐欺」と言われても仕方ないな、と思い始めた頃、現地のボランティアさんがメールをくださいました。そして現地のトラブルについてかなり詳しく教えていただきました。

 

中〇さん、最初から現地にボランティアがいることは知ってました。「写真撮りたい」とボランティアさんにお願いして撮影を認めてもらった、という流れがあったそうです。つまり、ご自分でTNRはしていないし、猫にゴハンをあげる必要もないのです。

それなのに、ボランティアの存在には触れず、自分が猫の世話をしているような投稿ばかり。あげくに病気の猫を治療もせずにひたすら撮影、最後は勝手に自宅に連れ帰ってしまってすぐに猫は亡くなってしまったと。それでその亡くなった猫の写真を中心にした写真展が行われたとか。

 

なぜ管理しているボランティアに報告しなかったのでしょう。辛そうな猫の写真が必要だったからですか?それは猫のためではなくて自分のためですよね?悲しい写真の被写体となる猫が必要でそのために治療をしなかったのならば、もう中〇さんを応援することはできません。

 

お金がない、生活が苦しいと言いながら片道50キロの場所の猫(ボランティアが世話をしている)のエサやりに通い、猫のフードを買わなくてはと支援を求めるのはなぜ?お金がないのに、50キロ離れた管理されてゴハンをもらえて病院にまで連れて行ってもらえる猫に会いに行くことを否定はしませんが、そのために支援を求めるのはおかしいと思います。

 

もし、中〇さんが「この場所はボランティアさんが管理をしており、猫たちはボランティアさんによって手術済みです。ゴハンはもらえるし病院にも連れて行ってもらえます。私は可愛い猫たちに会いにきておやつをあげています。猫に会いに行くガソリン代がかかるので支援をお願いしたいです」という文章と背景から場所がわからない猫の写真を投稿されているのなら、とらきちは何も言いません。(以前の支援金詐欺は別として)

でも中〇さんの投稿にはそのようなことは全く触れられていませんでした。

 

中〇さん、都合の悪いコメント削除やブロックでいつも乗り切っているそうです。そしてそれはもう10年(以上)も前から続いていたらしいです。支援してくださった人をブロックって、それは酷すぎませんか?

 

すべて理解した上で中〇さんを支援したいというのなら、それは個人の自由でしょう。ただ、とらきちのように「中〇さんが一人で外猫の世話をして、そのために経費がかかって支援が必要なんだよね」と思ってしまって寄付をする人っていたと思います。そして今も、そう思っている人がいるのではないでしょうか?

 

中〇さんは「誹謗中傷」と主張するでしょうし、信じているファンは(とらきちも3週間前まではこちらでした)アンチが増えてきたな、と捉えているだけかと思います。

 

でもちょっとだけ、考えてください。中〇さんの支援金詐欺疑惑を訴えて、得をする人はいません。それなのになぜ中〇さんの支援金詐欺の書き込みをしている人が複数いるのか。それは、このままでは被害者(被害猫)がまたでてしまう、それを何とか阻止したい、という思いからなんです。猫のためにと思って支援しても、猫の支援になっていないとしたら意味のないことですから。

しかも、支援金詐欺だけではないようです。詳しくはここでは触れません。少しでも?を感じたならば、ぜひ調べていただきたいと思います。

 

判断は個人の自由です。でもその判断材料が中〇さんの発信だけでよいのですか?

火のない所に煙は立たぬ、です。全く何もないならこんな風にネット上で話題にならないのではないでしょうか?

 

長くなりましたが、とらきちはずっと「野良猫保護の写真家さん」と信じていたので、とてもショックでした。

今からでも「それは違う、事実は・・・」とオープンな場所で(相手をブロックしないで)中〇さんから発信があればいいなと少しだけ思っています。