花摘み娘
今日は
長いこと続けてきた
体操教室を卒業の日
お餞別のお菓子に
たくさんの思い出を焼き込んだ
鉄棒をにぎる小さな手
やっとやっとで
できた!ときの嬉しそうな顔
マットからはみ出して笑った顔
跳び箱にひっかけたおしりと悔し涙
大縄で30回みんなで跳べた時の
キラキラした笑顔に笑い声
暑い夏
体育館の小窓からふく風をみんなで
涼しいってわけあったこと
マットをみんなで片付けたこと
そのひとつひとつが
ずっとずっと続くような気がしていた
オーブンを開けるたび、
かわいい思い出は甘い香りにのって
ふんわりただよい
春の陽にひとつひとつ
優しくとけていく
今まで
ありがとう
元気でね!
お友達にマドレーヌを渡す手は
随分大きくなったね
