昨日は、まず朝イチで仕事を済ませ→フィットネスで筋トレ→腰と心臓裏のマッサージ→整形外科で左肘に衝撃波治療→眼科で緑内障の定期検診。

 今日は今日とて、やはり朝イチで仕事を済ませ→整形外科で左肘の電気治療→板橋の帝京大学病院で心房細動の定期検診→池袋のクリニックで無呼吸症候群の定期検診。

 眼も心臓も無呼吸も、基本的には遺伝と仕事のオーバーワークが発症原因。

 ま、爺いだって事ではありますが😆

 31日でまた誕生日が来ます。

 それまで70歳のうちにと計画していたのが、先々週の「京都芸術大学」の卒業。人生2回目の大学卒業です。これは叶いました。

 もう一つが、50数年続けている空手道七段位の合格。一昨日、その年一の審査を受けました。六段位合格は57歳の時。七段位挑戦は64歳から。めげずによく続けたものだと思うのですが、なかなか合格に至りません。

 しかし心房細動の再発で、形の稽古だけでもアドレナリンで心臓がパニクって心拍が160〜200になってしまうのでDr.Stopが掛かり、今回の審査結果がどうあろうと、これで受審は最後に……と思っていたら、審査後、気持ちが軽くなっていました。

 合格することが命題になっていたのか、毎年3月が近くなるとストレスだったんでしょうね。

 で、これからは文系に進んで、滴滴の煎茶と約束のウクレレかなぁと😂

 いや、でもその前に真剣を一振り仕入れ…って、諦め切れないねぇ😆

 猪木さんのテーマで「Fight !!」

 明日は建国記念日(紀元節)です。

 紀元2684年…世界で最古の天皇制の君主国として建国され、以来連綿と継承された天皇の統べる国ですから、つまり日本は世界で最も古い歴史を持ちます。

 二番目に古いサンマリノは世界最古の共和国で、その創設はB.C.301年とされますから紀元2325年。

 デンマークはB.C.936年で紀元1088年。

 イギリスでさえ1066年の建国ですから、紀元958年。

 アメリカ合衆国の誕生は1776年ですから、紀元248年。

 中華人民共和国に至っては、1949年の建国ですから、紀元75年。中国に単一国家として4,000年の歴史はありません。支配民族がずいぶん入れ替わっています。

 確かに日本国の紀元は、真実かどうかは分かりません。然し、国体としては事実です…と、竹田恒泰氏は言われました。成程。日本書紀も古事記も、真実ではないでしょうが、国家、国民の事実です。

 釈迦は、仏典を残していません。仏教に帰依した聖者達が為したのが経本…法華経だろうが、般若心経だろうが、釈迦以後の人々の創作です。然し、仏教徒にとって釈迦と経典は、真実ではないかも知れないものの、事実です。

 神社を詣でるときの二拝二拍手一拝も本来は神官が為す作法で、庶民に広まったのは戦後なのが真実ですが、これが一般の参拝作法であることは既成事実になっています。恵方巻きなんぞは火をつけたのはコンビニですからね。

 極端に言ってしまえば、人は真実を、自分にとって都合の良い事実に組み換えしてしまう能力を持っているということです。(チャイナが、国境を無視して少しずつ侵略し、自国領土として既成事実化しているのも、同じこと。)

 いずれにせよ、この国に生まれ、この国の国民となり、この国に住まい、この国に守られて迎える建国記念日(紀元節)と言う事実に、国旗を立て国歌を歌うといった禮をするのは、私は当たり前だと思っています。

 この書籍の武術鍛錬と脳波の関係を検討するお手伝いをしましたが、本日、BAB JAPAN社から献本を頂戴しました。

 交差法は武術の一つの極意です。そこに至るには、技術はもとより、その技を繰り出す体の作り方と使い方、更には高度なメンタルレベルの構築が絶対条件になります。

 心技体ですね。

 岡部師範の技、流儀の、更なるご発展を祈念します。

 昨日〜今日は、ウチの流派の全国大会。私が選手で出ていたのは…いやぁ、40年以上前😆 20年程前は息子のいた高校空手部の会長、10年程前までは私の道場からの参加に監督として来ていました。コロナを挟んで、今日は見学。

 やはり日本武道館は特別な感慨がありますね。

 しかし地方の選抜を考えると、その代表ですから、選手、監督…現役は大変です。

 嘗て「ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー事件」という裁判がありました。私たちの年代では、すぐにメロディーが浮かぶヒット曲です。

 この裁判では、「著作権は、いわゆる相対的独占権であり(中略)依拠性の要件が必要」で「被告作品の完成と原告著作物の公表との間に時間的制約があるなど、被告が原告の著作物に接する機会がなかったことは、依拠の事実の推認を妨げる」として上告が棄却されました✽1)

 この判決の要件は「依拠性」です。

 依拠の認定要件として、時間的優位の証明は絶対条件の一つとなります。

 嘗て、四端塾の空手の特徴を表すものとして然る文言の登録を特許事務所に依頼した処、「一般的でないにせよ文言は単語であるだけに、まず無理」と返事が来、「それは同様の状態の解説として随分前から使われている」ので「優先権もない」との事でした。そしてその「随分前から使われている」証左として数件のWEB等が添付されてきましたが、その内の二点はこのブログでした。

 以降、他からその文言の使用について指摘があった場合に備え、このブログの閉鎖をしないようにしている訳で、今回も思いついて記事にしています。

 ただその文言の使用を始めたのは1990年台後半からでしたが、惜しむらくは、その記事が2007年のものだという点です。

 自身の体験に照らせば、「権利の保有とは権利の証明と同義」なのです。

 

 然し、世界の「独裁国家」は現在でも20カ国を数え✽2)、109カ国・地域が「権威主義的な政府」に管理され、世界人口の71%がそれら独裁国家に住んでいる✽3)という事実は、人々の文化的権利が認められていないという現実でもあります。GoogleやFacebook等の著作権が絡む広範に展開するビジネスモデルにフェアユース✽4)の問題があろうと、昨今のChatGPTに対抗する中国のErnie Botのように、共産党の意向にあった検索しかできないソフトであっては、民主主義国家から見れば著作権どころではなく人権侵害です。

 権利の範囲とは文明の成熟度と相まった概念なのだ…と、改めて考えている昨今です。

 

1)高部眞規子「依拠[ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー事件:上告審]」小泉直樹 他 編『著作権判例百選[第6版]』株式会社有斐閣、別冊ジュリスト242号、P.86-87、2019年

2)六辻彰二『世界の独裁者 -現代最凶の20人-』幻冬舎新書、2016年

3)西岡省二『世界人口の71%が「独裁に分類される国に住む」という衝撃』https://news.yahoo.co.jp/byline/nishiokashoji/20220308-00285498(2022年3月10日閲覧)

4)フェアユース:著作権者の許諾を得ずに著作物を利用しても著作権侵害には当たらないとする、一定の要件を満たした公正な著作権利用行為を指す/「知恵蔵」朝日新聞出版、2021年