僕がカトリックに入信した頃は、

信者でない人に、「処女懐胎」なんて言わなければ

「キリスト教」も少しはいいのになぁ!

とよく言われました。

 

               大公の聖母 ラファエロ 

       (1504年 フィレンツェ ピッティ美術館)

 

でも、現代では

「人工授精」という技術が当たり前になり、

「処女懐胎」は現実に可能

になっています。

 

でも、一応・・・今日は

「処女懐胎と代理出産」についての

僕の考えを書いてみたいと思います。

 

1) 処女懐胎

     「新約聖書」福音書には、

  聖母マリアが天使から「処女のまま、神の子"イエス"を身ごもる」

  ことを告げられる。

  これは、僕が中学生の時には、いくら何でも、これは無理があるよ

  と多くの人から言われました。

 

  でも、現代では、「人工授精した卵子」を代理母の「借り腹」の中に戻し、

  子供を出産するということが行われてます。

  ほぼないとしても、「借り腹」となる女性が処女でも、

  子供を出産することは可能です。

 

2) 処女懐胎に残された疑問

  そうなると、

  「授精卵」をどうして創造したか?

  「その授精卵をどのようにして、マリアの子宮に着床させたか?」

  は不明ですが、少なくとも、「処女懐胎」は可能です。

  

  ただ、僕は少なくとも

  「無から有を創造した」あるいは

  以下の記事で書いたように、

  「量子力学に支配される空間を創造した」ものが存在したと信じてます。

  そして、そのものを僕は「神」と呼んでいるだけです。