2026年08月29日の試合で、

阪神タイガースは勝利し、マジックが点灯したものの、

とても後味の悪い試合となりました。

 

            セリーグ順位表_20260829

 

1. 非常に危険なデッドボール

 

それは、

7回の阪神の森下選手の打席での死球(デッドボール)が起きたからです。

 

以下のYouTubeにあったいくつかの画像を見ると、

赤星投手の投げたストレートが、森下選手のバットを持っている

左手首に当たって、その球が顔面に当たっていること

が分かる。

 

これが、危険球にならなかったのは、

頭部や顔面に直撃していないから(?)だと思われますが、

故意死球でなくても、ストライクゾーンではない、

こんな場所に投げたのですし、当たり所などによっては、

『選手生命』が奪われかねないのですがら、

審判は

「投手を危険球で退場させるべきだった」

と思っています。

 

      阪神タイガース_森下翔太_デッドボール01

(出典:https://www.youtube.com/watch?v=K-97-B5DQSU&t=1s)

                      阪神タイガース_森下翔太_デッドボール02

(出典:https://www.youtube.com/watch?v=K-97-B5DQSU&t=1s)

阪神タイガース_森下翔太_デッドボール03

(出典:https://www.youtube.com/shorts/oejvEi0Soug)

 

2. デッドボールでの影響の非対称性

 

実は阪神タイガースは、今年、すでに、

近本選手が、

2026年4月26日の広島戦(甲子園)で左手首に死球を受け、

「左手首の骨折」と診断されて長期離脱

(7月11日(ヤクルト戦)で1軍復帰)となっています。

 

では、故意ではないにしても、

「危険行為をした」広島カープの高太一投手は、

何かの不利益を被ったでしょうか?

答えは、「いいえ」です。

 

これは、多くの交通事故や犯罪でさえ、

「被害者の受けた損害>加害者の受けた不利益」

なのと同じで不条理なものだと僕は思っています。

 

もちろん、日本の法や種々のルールは

ハムラビ法典のような

「目には目を、歯には歯を」でないのは理解していますが、

これで、憲法の「平等」なのでしょうか?

 

3. 危険回避への取り組み:試合後の藤川監督のインタビューから

 

そんなもやもやした気持ちでいたところ、

試合後のインタビューで、藤川監督は、

「最近のデッドボールの原因とその危険回避策」

について言及されました。

参考:https://www.youtube.com/watch?v=KuhYTsKSB1E

 

1) 最近のデッドボールの原因

a) マウンドの傾斜が球場毎でちがう

b) マウンドが非常に硬い

c) 投手の投げる球の球速が上がった

 

2) 間違った認識

a) 昔はよけられたのだから、選手の運動能力が落ちた

 あるいは、死球回避能力が落ちた

=>よけられない選手は大けがをしてもよいという事には

 ならないと思うのですが...

  (一部年寄りの妄想がまた出てきたなぁ!情けない!)

 

3) 怪我などの回避対策

a) すでに、背中や腕につけるプロテクターを試作済みで

 NPBに許可を申請もしている

 

4) NPBは認めない

a) しかし、プロテクターの装備をNPBは認めず、

 その理由に、先の死球回避能力が低いだけだなどがある。

 

ということを話させました。

 

いつもながら、

NPBはひどい管理機構だなぁ!

とつくづく思いました。

 

審判が、打者のバッドで重傷を負うと、即座に、対策をしたのに、

選手の安全がなおざりなのは、とても嫌な気になっています。

 

4. 最後に...:どうしても異論があること

 

阪神タイガースで、選手として、大活躍し、

その後、阪神タイガースの監督としても、

2005年&2023年のリーグ優勝を成し遂げ、

現在、阪神タイガースのオーナー付顧問として、

非常に優れた野球解説や各種提言をされておらえれる

岡田彰布を僕は好きですし、尊敬もしています。

 

それでも、ある時の野球解説で、許せない事を

言われていたので、ここに残しておきます。

 

それは、

「打者の肘のプロテクターはない方がいいよな!
 打者がボールが当たってもいたくないから、逃げないよな。
 それじゃ、投手は大変よ。」

と言われていたことです。

 

これは、あまりに暴論です。

「打者の肘のプロテクターは、故意でなくても、

 投手が打者の肘に死球を当てても、怪我が軽減されるように

 と考えられた安全のための器具です。

 肘のプロテクターないと、打者は自分の身を守るために、

 逃げるでしょうから、打者の打撃フォームを崩せます。

 でも、死球はそもそも違反行為です。

 それを是認するかのような上記の発言は言語道断だ」

と僕は思っています。