以下の記事で書いた病気のため、
6月24日は念のため、有給休暇をいただきました。
6月21日(金)のひどく目が回り、吐き気がした病気は
救急病院の先生の言う通り、「耳の異常」だったようで、
薬で、目が回るのも吐き気もなくなりましたが、
ずっと、体に力が入っていたようで、
今は、肩こりがつらいです。
でも、とにかく、
「耳の異常~ひどく目が回る&吐き気がする耳の病気~」
について、調べてみました。
以下は、
頭を動かすとめまいを引き起こす 良性発作性頭位めまい症:サワイ健康推進課
からの引用です
良性発作性頭位めまい症:
症状:
じっとしているときは起こらず、頭を動かすと特定の位置でめまいが起こる。
目の前がぐるぐるするような回転性のめまいのひとつです。
いつ起きる:
めまいが起こる頭の位置は人それぞれですが、大きく分けると、
目薬をさそうと上を向いたとき、
あるいはシャンプーをしようと下を向いたときなどの縦の動きと、
寝返りを打つときなどの横の動きで起こることが多いようです。
(僕の場合は頭を少しでもう誤解した時に起きました)
原因:
(出典:
頭を動かすとめまいを引き起こす 良性発作性頭位めまい症:サワイ健康推進課)
何らかのきっかけで耳石が剥がれ落ち、
三半規管のいずれかに入り込むと、
中で耳石が動くことでリンパ液の流動が起こり、
その刺激でめまいが引き起こされます。
本来、体が回転したときに起こるはずのリンパ流動が
少し頭を動かしただけで起こってしまい、
回転したような刺激の情報が誤って脳に伝わってしまうのです。
ちなみに、半規管は3つあるので三半規管と呼ばれています。
なぜ耳石が剥がれ落ちるのかはまだよく分かっていません。
おそらく日常で頭をぶつけるなどの物理的衝撃などで剥がれ落ち、
元に戻る、あるいは耳石器の中で吸収されるということを
繰り返していると思われます。
それがいずれかの半規管に入り込み、
長時間寝たきりや同じ姿勢を続けていると、
元に戻らないうちに次々と蓄積して塊として大きくなり、
めまいを引き起こす刺激になるのではないかと推測されます。
ですから良性発作性頭位めまい症は、
デスクワークや手術後など、
長時間同じ姿勢を続けているときに起こりやすいのです。
良性発作性頭位めまい症が疑われる場合、
「フレンツェル眼鏡」と呼ばれる特殊なメガネや
「赤外線CCDカメラ」で
目の動きを観察する「頭位・頭位変換眼振検査」を行います。
この検査で頭を動かしたときに
目が左右に振れる「眼振」が起これば、
良性発作性頭位めまい症
と診断されます。
そのうえで、
頭や体を動かすことによって耳石を戻す治療法「耳石置換法」を行います。
この治療法は、
一番異常が起きやすい後半規管にできた浮遊耳石を出す場合に有効です。
60~80%の人に有効であることから、1週間以内に治ると言われています。
また、その場でめまいがおさまる人もいます。
なお、この治療法はめまい全般の治療に有効なわけではありません。
自然治療が期待できる疾患であり、
嘔気のある人、頸椎や腰部に疾患のある人には、この治療は行いません。
良性発作性頭位めまい症を軽減する寝返り体操:
初めて発作を経験したときは脳に問題が起こったのではないかと不安になったり、
症状が強いと頭を動かすことが怖くなってしまったりする人もいます。
しかし、良性発作性頭位めまい症は治りやすい病気です。
繰り返さないための対処法としては、
過度に怖がって頭を動かさないよりは、
可能な範囲でなるべく積極的にいろいろな方向に頭を動かすほうがよいでしょう。
頭への衝撃は避けたいですが、頭の位置を固定するような同じ姿勢を
長時間続けず、適度に動くことも心掛けましょう。
就寝中は寝返りを打つほうがよく、寝る前に2〜3回枕の上で寝返り、
または頭を左右に振ってから寝ることをおすすめします。
枕なしで寝ると耳石器が後ろに傾き耳石が半規管に入りやすくなるので、
めまいが起こりやすい人は頭の位置をやや高くして寝るほうがよいでしょう。
(出典: