今日は

世界の神々(1) ~北欧神話(1)~

について書きます。

 

早速ですが。

北欧神話とは、北および東ヨーロッパに住んでいたいわゆるゲルマン民族の神話

です。

(ただし、北欧のフィンランドは文化圏が違うので、のぞかれまず)

 

北欧神話が書かれた資料は

「エッダ:古エッダ、新エッダ」

です。

 

参考:Wikipedia :北欧神話

 

まずは

北欧神話の世界観:

北欧神話では、世界は「天上の平面」「地上の平面」「地かの平面」に

分かれており、それらを世界樹:ユグドラシルがつないでいる。

また、それぞれの平面に以下の9つの世界が存在する。

 

天上の平面:

   アースガル:アース神の世界

   ベナヘイム:ヴァン神族の世界

   アールブヘイム:光の精の世界

地上の平面:

   ミスガルズ:人間の世界

   ヨートゥンヘイム:巨人族の世界

   ムスベルヘイム:火の巨人の世界

   スヴァルトアールヴヘイム:小人の世界

地下の平面:

   ニブルヘイム:霧の世界

   ヘル:死者の世界

(出典:『スノッリのエッダ』の英語訳本(1847年)の挿絵に加筆)

 

また、北欧神話の終末観は以下のように、かなり特徴的です。

 

北欧神話の終末観:

 最終戦争:ラグナロクによってすべては滅んでしまう、

 

(注) ラグナロク

  恐ろしい冬が3年間続いた後、神々の一族と巨人族そして

   ヘルから来た邪悪な者たちの戦争が起こり、すべてが滅ぶ

  という終末観