今回は

黄道十二星座とギリシャ神話(11) :宝瓶宮:みずがめ座:Aquarius (1/21 - 2/19)

です。

 

シンボルマーク:

(出典:イラスト素材:星座記号 セット

 

きれいな星座絵の例としては


  みずがめ座、みなみのうお座、けいききゅう座『ウラニアの鏡』1824年

 

1) 星座の特徴

 

(出典:コトバンク:みずがめ座

 

 

みずがめ座の見つけ方ですが、近くにある「みなみのうお座」の

1等星フォーマルハウトは(「秋のひとつ星」)を見つけたら、

「みなみのうお座」を踏みつける位置にあるのがみずがめ座です。

(出典:プラネタリウムソフト:Stellarium

 

2) ギリシャ神話

ギリシア神話では、みずがめ座の男性は

ガニメデスという美少年だとされています。

神々の住むオリンポス山では酒宴を開くとき、

大神ゼウスの娘ヘーベがお酌の役目を務めていました。

けれどもこのヘーベはヘルクレスと結婚することになり、

かわりの者を見つけなければなりました。

ゼウスはトロイア国の王子であるガニメデスに目をつけ、

大きな黒わしに変身すると、雷とともに地上に舞い降りて

この美少年をさらっていきました。

両親は最初は大変悲しみましたが、

後で息子が天界に召されて年も取らずに

幸福に暮らしていることを知って喜んだといわれています。

このときゼウスが変身した黒わしも星になって、

わし座として夏の夜空に輝いています。

 

(出典:みずがめ座:佐久市